『一人称単数』
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『一人称単数』紹介
6年ぶりに放たれる、
8作からなる短篇小説集「一人称単数」とは世界のひとかけらを切り取る「単眼」のことだ。
しかしその切り口が増えていけばいくほど、
「単眼」はきりなく絡み合った「複眼」となる。そしてそこでは、
私はもう私でなくなり、
僕はもう僕でなくなっていく。そして、そう、
あなたはもうあなたでなくなっていく。そこで何が起こり、
何が起こらなかったのか?「一人称単数」の世界にようこそ。
収録作
引用元:文藝春秋
「石のまくらに」「クリーム」「チャーリー・パーカー・プレイズ・ボサノヴァ」「ウィズ・ザ・ビートルズ With the Beatles」「『ヤクルト・スワローズ詩集』」「謝肉祭(Carnaval)」「品川猿の告白」(以上、「文學界」に随時発表)「一人称単数」(書き下ろし)
『一人称単数』収録作品
それぞれのあらすじや感想は各記事にて紹介しています。
石のまくらに
クリーム
チャーリー・パーカー・プレイズ・ボサノヴァ
ウィズ・ザ・ビートルズ With the Beatles
「ヤクルト・スワローズ詩集」
謝肉祭(Carnaval)
品川猿の告白
一人称単数
おわりに
どのエピソードも新しい村上春樹作品、
という感じで楽しめました。
ありそうな日常なんですが、
ただで終わらないのが村上春樹ワールド。
個人的には『クリーム』というタイトルが好きです。
表題作『一人称単数』は理不尽の極みがすごくて絶句しました。
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