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【小説】『箱庭図書館』乙一 / あらすじ&感想

【小説】 『箱庭図書館』 乙一 あらすじ&感想

『箱庭図書館』

この記事を書いた人
みての

年間100作品くらい本を読む36歳サラリーマンブロガー
暇があれば書店・古本店へ行く為、読むペースより買う本の方が圧倒的に多い供給過多状態。
それでも本を買うのが至高過ぎて止まりません。
すごい勢いで積読本が増えていきます。誰か助けてください。

〈読書遍歴〉
幼少期:絵本・児童書
小学生〜中学生:週刊少年ジャンプ・月刊コロコロコミック・月刊ファミ通ブロス・週刊ゴング
中学生〜20代:週刊ファミ通・電撃プレイステーション・ファッション誌男女
20代後半〜現在:小説・ビジネス書・自己啓発書に。最近は文芸誌も。

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『箱庭図書館』あらすじ

少年が小説家になった理由。コンビニ強盗との奇妙な共同作業。ふたりぼっちの文芸部員の青くてイタいやりとり。謎の鍵にあう鍵穴をさがす冒険。ふと迷いこんだ子どもたちだけの夜の王国。雪の上の靴跡からはじまる不思議な出会い。集英社WEB文芸「RENZ ABURO」の人気企画「オツイチ小説再生工場」から生まれた6つの物語。

引用元:Amazonページ「BOOK」データベースより

『箱庭図書館』感想

ファーストタッチ

今年読んだ中で断トツの面白さ。
おそらくこのままいけば今年読んだ面白かった本ランキングNo.1ですよ!
天才of天才。
天才の中の天才ですよ乙一氏。

そして一番の天才さって、この6篇。
実は元々別の方が書いたけどボツになった作品のリメイクなんですよ!
元々繋がりもないものを、乙一氏の手腕で一つの町の素敵な物語へと繋いでいく。
紡いでいく。

もう天才の発想過ぎて興奮する!

『ホワイト・ステップ』

6篇目で最後のお話。
これがすこぶる良い。

著者の有名作『暗いところで待ち合わせ』も良かったですが、今度は白ですよ白!
『ホワイト・ステップ』。

こんなパラレル・ワールドがあったら嬉しい。体験してみたい。

一言で言うと「やさしい世界」。

もうね、やさしさで溢れていて泣けるしほっこりするんですよ。
ほっこりできる作品って本当に素敵。

にしても今作は元々の著者さんの発想が良いと思うんですよね。
それをこんなに良い作品に昇華させる乙一さんもすごく良い。好き!

とにかく読んでいただきたい作品です。

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