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【小説】『バック・ステージ』芦沢央 / あらすじ&感想

「まさか、こうきたか」幕が上がったら一気読み!注目作家の痛快ミステリ! 新入社員の松尾は忘れ物で戻った夜の会社で、先輩社員の康子がパワハラ上司の不正証拠を探す場面に遭遇。そのまま巻き込まれる形で、片棒を担がされることになる。翌日、中野の劇場では松尾たちの会社がプロモーションする人気演出家の舞台が始まろうとしていた。その周辺では息子の嘘に悩むシングルマザーやチケットを手に劇場で同級生を待つ青年、開幕直前に届いた脅迫状など、それぞれ全く無関係の事件が同時多発的に起きていたが、松尾と康子の行動によってそれらは少しずつ繋がっていく、そして……。バラバラのピースが予測不能のラストを象る。いま、最も注目される作家芦沢央の驚愕・痛快ミステリ! 引用元:KADOKAWA
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【短編小説】『断崖式』桐野夏生 / あらすじ&感想

大学時代“わたし”が家庭教師をしていた教え子、巻上真紀が亡くなったとの噂を聞く。家庭教師時代の“わたし”と真紀との思い出を振り返る。
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第1回 本屋大賞(2004年)受賞作1〜10位まとめ

タイトル 著者 出版社 1位 『博士の愛した数式』 小川 洋子 新潮社 2位 『クライマーズ・ハイ』 横山 秀夫 文藝春秋 3位 『アヒルと鴨のコインロッカー』 伊坂 幸太郎 東京創元社 4位 『永遠の出口』 森 絵都 集英社 5位 『重力ピエロ』 伊坂 幸太郎 新潮社 6位 『4TEEN』 石田 衣良 新潮社 7位 『デッドエンドの思い出』 よしもと ばなな 文藝春秋 8位 『終戦のローレライ』 福井 晴敏 講談社 9位 『陰摩羅鬼の瑕』 京極 夏彦 講談社ノベルス 10位 『ららら科學の子』 矢作 俊彦 文藝春秋
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【小説】『鵜頭川村事件』櫛木理宇 / あらすじ&感想

父と娘が巻き込まれる、狂気のパニックミステリー 父と娘は、閉ざされた村での狂乱から逃げられるのか―― 狂気が狂気を呼ぶ、パニック・ミステリー! 一九七九年、夏。亡き妻・節子の田舎である鵜頭川村へ、三年ぶりに墓参りにやってきた岩森明と娘の愛子。突如、山間の村は豪雨に見舞われ、一人の若者の死体が発見される。村の有力者・矢萩吉郎の息子で問題児の大助が犯人だと若者たちは息巻くが、矢萩家に誰も反抗できず、事件はうやむやとなる。抱えていた家同士の対立が顕在化し出し、若者たちは自警団を結成する。動き始めた狂気がさらなる狂気を生み、村は騒乱に巻き込まれていく―― 引用元:文藝春秋BOOKS
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【小説】『隣はシリアルキラー』中山七里 / あらすじ&感想

「すぐ隣の部屋で人体を解体しているなど、あり得るはずがない」 連続バラバラ殺人事件の犯人は、隣人? 怖すぎて眠れない。徹夜必至のホラーミステリ! 神足(こうたり)の悩みは、深夜になると隣室から聞こえてくる不気味な物音。何かを切断しているような……もしかして死体? 時を同じくして、近隣で女性と思われる死体の一部が発見されたという事件を知った神足は、隣人の徐(スー)が犯人なのではという疑いを持つ。そんなある日の深夜、隣室から何かを梱包するような音に続いて、徐が外出する音が聞こえた。気になった神足はそのあとをつけるが――。 引用元:集英社
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【小説】『扉は閉ざされたまま』石持浅海 / あらすじ&感想

大学の同窓会で七人の旧友が館に集まった。“あそこなら完璧な密室をつくることができる…”伏見亮輔は客室で事故を装って後輩の新山を殺害、外部からは入室できないよう現場を閉ざした。自殺説も浮上し、犯行は成功したかにみえた。しかし、碓氷優佳だけは疑問を抱く。開かない扉を前に、息詰まる頭脳戦が始まった…。 引用元:Amazon(「BOOK」データベース)より
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【小説】『放送禁止』長江俊和 / あらすじ&感想

モキュメンタリーの最高峰、ついに文庫化! ある事情で放送禁止となったVTRを再検証することで、人は次第に恐ろしい真相に近付いていく……。 そう、事実を積み重ねることが、必ずしも真実に結びつくとは限らないのだ。 フェイク・ドキュメンタリーの最高峰! 引用元:KADOKAWA
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【小説】『六人の嘘つきな大学生』浅倉秋成 / あらすじ&感想

成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。 最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ月後までにチームを作り上げ、ディスカッションをするというものだった。 全員で内定を得るため、波多野祥吾は五人の学生と交流を深めていくが、本番直前に課題の変更が通達される。 それは、「六人の中から一人の内定者を決める」こと。 仲間だったはずの六人は、ひとつの席を奪い合うライバルになった。 内定を賭けた議論が進む中、六通の封筒が発見される。 個人名が書かれた封筒を空けると「●●は人殺し」だという告発文が入っていた。 彼ら六人の嘘と罪とは。そして「犯人」の目的とは――。 引用元:KADOKAWA
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【小説】『箱庭図書館』乙一 / あらすじ&感想

少年が小説家になった理由。コンビニ強盗との奇妙な共同作業。ふたりぼっちの文芸部員の青くてイタいやりとり。謎の鍵にあう鍵穴をさがす冒険。ふと迷いこんだ子どもたちだけの夜の王国。雪の上の靴跡からはじまる不思議な出会い。集英社WEB文芸「RENZ ABURO」の人気企画「オツイチ小説再生工場」から生まれた6つの物語。 引用元:Amazonページ「BOOK」データベースより
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【本】『向日葵の咲かない夏』道尾秀介 / あらすじ&感想

夏休みを迎える終業式の日。先生に頼まれ、欠席した級友の家を訪れた。きい、きい。妙な音が聞こえる。S君は首を吊って死んでいた。だがその衝撃もつかの間、彼の死体は忽然と消えてしまう。一週間後、S君はあるものに姿を変えて現れた。「僕は殺されたんだ」と訴えながら。僕は妹のミカと、彼の無念を晴らすため、事件を追いはじめた。あなたの目の前に広がる、もう一つの夏休み。 引用元:新潮社