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【短篇小説】『一人称単数』村上春樹 / あらすじ&ネタバレ感想

【短篇小説】 『一人称単数』 村上春樹 あらすじ&ネタバレ感想

『一人称単数』
(短篇集『一人称単数』収録)

この記事を書いた人
みての

年間100作品くらい本を読む36歳サラリーマンブロガー
暇があれば書店・古本店へ行く為、読むペースより買う本の方が圧倒的に多い供給過多状態。
それでも本を買うのが至高過ぎて止まりません。
すごい勢いで積読本が増えていきます。誰か助けてください。

〈読書遍歴〉
幼少期:絵本・児童書
小学生〜中学生:週刊少年ジャンプ・月刊コロコロコミック・月刊ファミ通ブロス・週刊ゴング
中学生〜20代:週刊ファミ通・電撃プレイステーション・ファッション誌男女
20代後半〜現在:小説・ビジネス書・自己啓発書に。最近は文芸誌も。

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『一人称単数』あらすじ

「私」はある夜、
普段あまり着ないスーツを身にまとい、
初めて入るバーへ行った。

カウンターの向うの鏡から自分を見返している鏡像の自分が目に入り、
眺めているうちにそれが自分自身でないように思われ出してきた。

そんな「私」へ、隣の席に坐った50歳前後の女性が話しかけてき、
「そんなことをしていて、なにか愉しい?」
「都会的で、スマートだとか思っているわけ?」などと尋ねてくる。

引用元:Wikipedia

『一人称単数』ネタバレ感想

恐怖体験

表題作であり、描き下ろし作。

普段、スーツを着ない私の趣味が、
スーツを着てぶらぶらすること。

そのままバーに行ったら
何故かめちゃくちゃ罵倒される話。

超理不尽。

自分が同じ目にあったら、
怒って言い返すようなことはできないと思います。

ただただ恐いです。
怯えます。

だって根本的におかしいですもん。
私じゃないし。
何をされるかもわからないですし。

こんなことがあれば
しばらくバーには近寄れないのと、
スーツを着るのも控えたくなります。

そんなやってられない話でした。

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