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【小説】『六人の嘘つきな大学生』浅倉秋成 / あらすじ&感想

成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。 最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ月後までにチームを作り上げ、ディスカッションをするというものだった。 全員で内定を得るため、波多野祥吾は五人の学生と交流を深めていくが、本番直前に課題の変更が通達される。 それは、「六人の中から一人の内定者を決める」こと。 仲間だったはずの六人は、ひとつの席を奪い合うライバルになった。 内定を賭けた議論が進む中、六通の封筒が発見される。 個人名が書かれた封筒を空けると「●●は人殺し」だという告発文が入っていた。 彼ら六人の嘘と罪とは。そして「犯人」の目的とは――。 引用元:KADOKAWA
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【小説】『箱庭図書館』乙一 / あらすじ&感想

少年が小説家になった理由。コンビニ強盗との奇妙な共同作業。ふたりぼっちの文芸部員の青くてイタいやりとり。謎の鍵にあう鍵穴をさがす冒険。ふと迷いこんだ子どもたちだけの夜の王国。雪の上の靴跡からはじまる不思議な出会い。集英社WEB文芸「RENZ ABURO」の人気企画「オツイチ小説再生工場」から生まれた6つの物語。 引用元:Amazonページ「BOOK」データベースより
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【短編集】『ひとなつの。 真夏に読みたい五つの物語』あらすじ&感想

7月のある日、「郵便」を発見したぼくの、胸がきゅんとするやりとり―(「郵便少年」森見登美彦)。映画の撮影用に借りた家に住むことになった映画監督の息子の夏(「フィルムの外」大島真寿美)。浪人2年目の夏、青春18きっぷを片手に出かけたあてのない逃避行―(「ささくれ紀行」藤谷治)。夏をテーマに大島真寿美、瀧羽麻子、藤谷治、森見登美彦、椰月美智子が競作。まぶしい日差しの中、きらきら光る刹那を切り取った物語。 引用元:Amazon「BOOK」データベースより
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【小説】『R.P.G.』宮部みゆき / あらすじ&感想

建築中の一軒家の中で殺人事件が発生、所田良介が刺殺された。捜査が進むにつれ、所田がネット上で「お父さん」を名乗り、家族ごっこをしていた痕跡がみつかる。武上らはある結論を導き出し、ある“計画”を実行することを決意する。所田の娘・一美がマジックミラー越しに見守る中、「カズミ」「ミノル」「お母さん」の取調べが始まる。犯人は誰なのか、そして“計画”とは…。 引用元:Wikipedia
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【夏フェア】『ナツイチ 2023』『新潮文庫の100冊 2023』『カドブン夏推し2023』気になる本紹介

Haru 夏といえば、夏の文庫本フェア!ということで、・集英社『ナツイチ』・新潮社『新潮文庫の100冊』・KADOKAW...
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【小説】『痴人の愛』谷崎潤一郎 / あらすじ&感想

彼女に踏みにじられたい、そんな欲望が君の心の奥底にもひそんでいるはずだ! きまじめなサラリーマンの河合譲治は、カフェでみそめて育てあげた美少女ナオミを妻にした。河合が独占していたナオミの周辺に、いつしか不良学生たちが群がる。成熟するにつれて妖艶さを増すナオミの肉体に河合は悩まされ、ついには愛欲地獄の底へと落ちていく。性の倫理も恥じらいもない大胆な小悪魔が、生きるために身につけた超ショッキングなエロチシズムの世界。 引用元:新潮社
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【本】『向日葵の咲かない夏』道尾秀介 / あらすじ&感想

夏休みを迎える終業式の日。先生に頼まれ、欠席した級友の家を訪れた。きい、きい。妙な音が聞こえる。S君は首を吊って死んでいた。だがその衝撃もつかの間、彼の死体は忽然と消えてしまう。一週間後、S君はあるものに姿を変えて現れた。「僕は殺されたんだ」と訴えながら。僕は妹のミカと、彼の無念を晴らすため、事件を追いはじめた。あなたの目の前に広がる、もう一つの夏休み。 引用元:新潮社
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【小説】『本日はどうされました?』加藤元 / あらすじ&感想

誰に聞いても、あの看護師があやしいと言う。だったら、なぜ──。 「問答無用で新たな代表作をものにしたと言って良いだろう」ブックジャーナリスト内田剛氏、絶賛!! 感動作を書き続けた著者が、人間の悪意をあぶり出す。いきなり文庫! E病院で入院患者の連続不審死が発生。噂を聞きつけた週刊誌のフリー記者は、独自に調査を始める。同僚への聞き込みの結果、疑いは一人の女性看護師に。コミュニケーションが苦手で不器用。院内では問題児だった彼女。だが、証言者たちの供述に記者は違和感を覚える……。誰もが表と裏の顔を持っている。何が真実で何が噓なのか。集団社会に潜む人間の悪意を描く長編ミステリー。 引用元:集英社
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【短編小説】『ウォーク・イン・クローゼット』綿矢りさ / あらすじ&感想

優柔男、身体目当ての男、不倫男――。 ヤツらの養分になんかならない。 私たちは戦う、きれいな服で武装して。 “対男用”のモテ服好みなOL早希と、 豪華な衣裳部屋をもつ人気タレントのだりあは、 幼稚園以来の幼なじみ。 危うい秘密を抱えてマスコミに狙われるだりあを、 早希は守れるのか?  わちゃわちゃ掻き回されっ放しの、 ままならなくも愛しい日々を描く恋と人生の物語。 引用元:講談社BOOK倶楽部
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【短編小説】『いなか、の、すとーかー』綿矢りさ / あらすじ&感想

陶芸家デビューからわずか3年、石居は、テレビで特集が組まれるほどの人気の売れっ子。東京の美大卒業後、郷里に戻り、工房をかまえ、絵になるロハスな陶芸家生活を送っている。しかし、以前から彼を追う女ストーカー・砂原が工房に現れるようになり、事態はどんどん不穏さを増していき…。 引用元:講談社BOOK倶楽部