『ウォーク・イン・クローゼット』
(『ウォーク・イン・クローゼット』収録作)
『ウォーク・イン・クローゼット』あらすじ
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優柔男、身体目当ての男、不倫男――。
ヤツらの養分になんかならない。私たちは戦う、きれいな服で武装して。
“対男用”のモテ服好みなOL早希と、
引用元:講談社BOOK倶楽部
豪華な衣裳部屋をもつ人気タレントのだりあは、
幼稚園以来の幼なじみ。
危うい秘密を抱えてマスコミに狙われるだりあを、
早希は守れるのか?
わちゃわちゃ掻き回されっ放しの、
ままならなくも愛しい日々を描く恋と人生の物語。
『ウォーク・イン・クローゼット』感想
主人公たちに申したい
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まず、主人公・早希も親友・だりあも行動が軽率すぎない?
せっかく近くに良い人がいるにも関わらず、
日替わりで色々な人とデート。
パパ活みたいで私としては受け入れがたい
生活を送っていると思いました。
そしてホイホイついていって都合の良い関係になりそうに。
もっと自分を大事にしなさい!
とついつい親御さん目線になってしまいます。
う~ん、しかしもし同世代だとして近くにいても、
きっと友だちにはなっていない(なれていない)と思う。
お洒落を楽しむのは良いですが。
たのしいファッション
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私の場合、10代後半~20代前半までは
ファッションにこだわりを持ち、
周囲からもお洒落と言ってもらえるキャラではありました。
が、その当時から薄々と感じていた恐怖。
その“お洒落”が無くなったら、
一体自分には何が残るんだろう…?
という心の隙間。
結婚してからは、私服って
休日くらいしか着ない為、
サイジングへのこだわり以外は全くなくなりました。
こうして興味が薄れて大人になって思うのが、
「別にお洒落である必要あるか?」ということ。
よっぽど周りに不快感を与えるようなことが無ければ、
あとは自由じゃん。
好きな服着ればいいじゃん。
だから気取って、背伸びして、
なんてことは必要ないんですよね。
恋愛も
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恋愛だってそう。
素の自分で会わないと、
ずっと偽り、背伸びして会わないといけない。
それって疲れるし、誰が得するの?
もし付き合ってから素が出たときに揉めるよ?
あと全然関係ありませんが、
だりあのイメージが土屋アンナさんで読んでいました。
実際、近いところがモデルになっているんじゃないかな、
と思います。
あと小説に出てくる、だりあの所属事務所。
過去にテレビで見たマネージャー像と一致していて、
あー、あそこがモデルなんだね。
と思いました。
親目線
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繰り返しになってはしまうのですが、
子を持つ親目線として言いたいのがやはり、
自分を大事にしなさい、
ということです。
誰かに合わせてとか、
おかしいと思うけどついて行っちゃう、
みたいなのってやはり良いことじゃないですよね。
もちろん、流されちゃうこともあります。
それは分かります。
ただ、大事な芯というか、
それをしっかり持っていて欲しいです。
そしてその芯を太くというか、
予防線エリアを大きめ、広めに持っていて欲しいな、
と思います。
危険察知能力?
未然に防ぐ力を持っていて欲しいです。
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