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【本】『本日はどうされました?』加藤元 / あらすじ&感想

【本】『本日はどうされました?』加藤元 / あらすじ&感想

『本日はどうされました?』

この記事を書いた人
Haru

年間100冊くらい本を読む36歳サラリーマンブロガー
暇があれば書店・古本店へ行く為、読むペースより買う本の方が圧倒的に多い供給過多状態。
それでも本を買うのが至高過ぎて止まりません。
すごい勢いで積読本が増えていきます。誰か助けてください。

〈読書遍歴〉
幼少期:絵本・児童書
小学生〜中学生:漫画・ゲーム雑誌
中学生〜20代:ゲーム雑誌・ファッション雑誌
20代後半〜現在:小説・ビジネス書・自己啓発書

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『本日はどうされました?』あらすじ

誰に聞いても、あの看護師があやしいと言う。だったら、なぜ──。
「問答無用で新たな代表作をものにしたと言って良いだろう」ブックジャーナリスト内田剛氏、絶賛!!
感動作を書き続けた著者が、人間の悪意をあぶり出す。いきなり文庫!

E病院で入院患者の連続不審死が発生。噂を聞きつけた週刊誌のフリー記者は、独自に調査を始める。同僚への聞き込みの結果、疑いは一人の女性看護師に。コミュニケーションが苦手で不器用。院内では問題児だった彼女。だが、証言者たちの供述に記者は違和感を覚える……。誰もが表と裏の顔を持っている。何が真実で何が噓なのか。集団社会に潜む人間の悪意を描く長編ミステリー。

引用元:集英社

『本日はどうされました?』感想

まずははじめに思ったのが表紙。
着用しているマスク、
表裏が逆ですから!残念!
コロナ前の作品だからか、
その辺の意識って低かったのかしら。

入院患者内での殺人(?)に関しては
特に描写があるわけではないので、
グロさはありません。

私的には“イヤミス”というより、
純粋にミステリー作品として楽しめました。

仕掛けとしてはシンプルなので、
途中で「そういうことでしょ?」と気付くものの、
読みやすいさと面白さで後半は一気読みでした。

この作品の怖さって、
事の残酷さっていうよりは、
実際にこういう看護師さんが世の中に普通にいそうってことです。

「大口病院連続点滴中毒死事件」

みたいな事件が起きていますしね。

これから先、自分が老いたときに
診てもらう看護師さんが
この作品みたいに陰口好きで、
患者さんへ意地悪ってパターン、多そうで心配。

優しい・人情のある看護師さんに診てもらいたいな、
と思いました。

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