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「文春文庫 秋100 ベストセレクション2023」気になる本9選

「文春文庫 秋100 ベストセレクション2023」 気になる本9選
みての
みての

文春文庫さんでもフェアをやっています!

こういう出版社ごとのイベント・キャンペーンがあるのって読書好きとしては嬉しい限りです。

世の中に面白い本がたくさんあるので、このフェアをきっかけにさらにいろんな作品を知ることができるので楽しいですね。

私がこの「文春文庫 秋100 ベストセレクション」を知ったのは書店にて。

というのも、「ハヤカワ文庫の100冊」フェアを見に行きたくて書店さんに足を運んでいました。
が、私が行った書店だと「ハヤカワ〜」フェアをやっていなかったんですよね。

ですが、その代わりに知ったのがこの「文春文庫 秋100 ベストセレクション」です!

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「文春文庫 秋100 ベストセレクション2023」Haruが気になる本9選

『妖し』アンソロジー本

恩田陸 米澤穂信 村山由佳 窪美澄 彩瀬まる 阿部智里 朱川湊人 武川佑 乾ルカ 小池真理子

それは不思議な夢か? それとも妄想か? あなたが今見ている世界は本物ですか…。十人の豪華執筆陣による奇譚小説アンソロジー。

豪華な作家さんたち!
アンソロジー本収集家としては集めたい1冊。
今まで読んだことのない作家さんの作品に触れるチャンスなのでアンソロジー本って好きなんですよね。

『鵜頭川村事件』櫛木理宇

亡き妻の故郷へ墓参りにきた父と娘。突然の豪雨で村は孤立し、若者の死体が発見される。狂乱に陥った村から父と娘は脱出できるのか?

パニックホラー系でしょうか?
気になる作品です。

※2024年3月20日追記/読みました!

『インフルエンス』近藤史恵

それは、私の罪ですか? 現代に響く傑作ミステリ
大阪郊外の巨大団地で育った小学生の友梨。同じ団地に住む里子が、家族内で性虐待を受けていたことを知り、衝撃を受ける。助けられなかったという自責の念を胸に抱えたまま中学生になった友梨は、都会的で美しい親友・真帆を守ろうとして、暴漢の男を刺してしまう。ところが何故か、翌日警察に連れて行かれたのは、あの里子だった。

殺人事件、スクールカースト、子育て、孤独と希望、繋がり。お互いの関係を必死に隠して大人になった3人の女たちが過ごした20年、その入り組んだ秘密の関係の果てに彼女たちを待つものは何だったのか。大人になった三人の人生が交差した時、衝撃の真実が見えてくる。

女たちが幼いころから直面する社会の罪、言葉で説明できないあやうい関係性、深い信頼。ラストに用意された、ミステリファンも唸る「驚き」。
『サクリファイス』で大藪春彦賞を受賞した近藤史恵が描く傑作長編。
解説・内澤旬子

橋本環奈・葵わかな・吉川愛でWOWOW連続ドラマ化決定。

うわー、もうこのあらすじだけで読みたい!
この作品は買います。

※2024年3月20日追記/読みました!

『ファーストラブ』島本理央

家族という迷宮を描く直木賞受賞作。ドラマ化&映画化!
夏の日の夕方、多摩川沿いを血まみれで歩いていた女子大生・聖山環菜が逮捕された。彼女は父親の勤務先である美術学校に立ち寄り、あらかじめ購入していた包丁で父親を刺殺した。環菜は就職活動の最中で、その面接の帰りに凶行に及んだのだった。環菜の美貌も相まって、この事件はマスコミで大きく取り上げられた。なぜ彼女は父親を殺さなければならなかったのか?
臨床心理士の真壁由紀は、この事件を題材としたノンフィクションの執筆を依頼され、環菜やその周辺の人々と面会を重ねることになる。そこから浮かび上がってくる、環菜の過去とは? 「家族」という名の迷宮を描く傑作長篇。

第159回直木賞受賞作。

YouTubeチャンネル「#木曜日は本曜日」松井玲奈さん出演回で『よだかの片想い』をおすすめされていて知ったのが島本理央さん。

この番組を観て気になったので購入済み。
読みたいけどまだ読めていません!

『琥珀の夏』辻村深月

見つかったのは、ミカちゃんなんじゃないか――
『かがみの孤城』『傲慢と善良』の著者が描く、
瑞々しい子どもたちの日々。そして、痛みと成長。

かつて、カルトだと批判を浴びた<ミライの学校>の敷地跡から、
少女の白骨遺体が見つかった。
ニュースを知った弁護士の法子は、無騒ぎを覚える。
埋められていたのは、ミカちゃんではないかーー。

小学生時代に参加した<ミライの学校>の夏合宿で出会ったふたり。
法子が最後に参加した夏、ミカは合宿に姿を見せなかった。

30年前の記憶の扉が開くとき、幼い日の友情と罪があふれ出す。

解説・桜庭一樹

大好きな辻村深月さんの作品。
まだ買っていないのでいずれ買います!
というか辻村深月さんの作品が集まっているものの、全然読めていっていない!
まずは積読中の作品たちを読んでいきます!

『私の消滅』中村文則

ある恋愛に潜む、想像を超えた悪意
このページをめくれば、あなたはこれまでの人生の全てを失うかもしれない――不穏な文章から始まる手記が導く先は、狂気か救済か。

担当編集者より
古いコテージで不穏な文章が書かれた手記を読む男。彼は部屋にある保険証や住民票、年金手帳などを使って、「小塚亮大」という別人に成り代わらなくてはならなかった……。
選考委員の亀山郁夫氏に激賞され、Bukamuraドゥマゴ文学賞を受賞した本作。純文学とミステリーが見事に融合した、中村文則の最高傑作です。

作品の存在は知っていたものの、今までスルーしていました。
最近『銃』を買ったので先にこちらを読んでからですかね。

ただ、この作品もいずれ買う。

※2024年3月20日追記/読みました!

『べらぼうくん』万城目学

春記
大学入学後の夏休み、海外で身ぐるみ剥がされサバイバル。在学中、書きあげた小説を読んだ友人からは「気持ち悪い」。卒業後、のどかな静岡での工場勤務から一転、作家になるべく上京するが……。自らの言葉を生み出し始めた浪人時代からデビューするまでの、うまくいかない日々を軽妙に綴る、青春&人生エッセイ。解説・浅倉秋成

これは爆笑できそうなエッセイですね。
朝井リョウさんの『時をかけるゆとり』以降、エッセイが好きなので超気になります。

『猫を棄てる 父親について語るとき』村上春樹 絵・高妍

各紙誌で絶賛! 村上作品の原風景がここにある
父の記憶、父の体験、そこから受け継いでいくもの。村上文学のルーツ。

ある夏の午後、僕は父と一緒に自転車に乗り、猫を海岸に棄てに行った。家の玄関で先回りした猫に迎えられたときは、二人で呆然とした……。

寺の次男に生まれた父は文学を愛し、家には本が溢れていた。
中国で戦争体験がある父は、毎朝小さな菩薩に向かってお経を唱えていた。
子供のころ、一緒に映画を観に行ったり、甲子園に阪神タイガースの試合を見に行ったりした。

いつからか、父との関係はすっかり疎遠になってしまった――。

村上春樹が、語られることのなかった父の経験を引き継ぎ、たどり、
自らのルーツを初めて綴った、話題の書。

イラストレーションは、台湾出身で『緑の歌₋収集群風₋』が話題の高妍(ガオ イェン)氏。

この作品もいずれ買う!
エッセイ?なのか物語なのかよくわかっていません。

『かわいそうだね?』綿矢りさ

同情は美しい? それとも卑しい?
「許せないなら別れる」――恋人の隆大が、求職中の元彼女・アキヨを居候させると言い出した。百貨店勤めの樹理恵は、勤務中も隆大とアキヨとの関係に思いを巡らせ落ち着かない。悩んだ末に樹理恵がとった行動は——。週刊誌連載時から話題を呼んだ表題作と、女子同士の複雑な友情を描く「亜美ちゃんは美人」の二篇を収録。第6回大江健三郎賞受賞作。(解説・東直子)

これまた好きな綿矢りささん。
絶賛積読中!

おわりに

極力、物欲を抑えて選んだ9冊です。
既に購入済みなものは読んで、まだ買っていないものはいずれ買って読みます!

いやー、100冊フェアって本当によりどりみどりで楽しいですね!

おまけ:読了本たち

『秘密』東野圭吾

これは何も調べずに読んで欲しい作品。
一言、面白いです。

『その女アレックス』ピエール・ルメートル 訳・橘明美

超話題作。
“あなたの予想を全て裏切る究極のサスペンス!”
との通りで、全て裏切られます!
ドンデン返し好きの為の作品。

『火花』又吉直樹

『カラフル』森絵都

やさしい作品。
読書初心者の時に読みましたが、今でも大筋を覚えている程良い作品です。
こういう作品をもっと読みたいです。

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