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【小説】『火花』又吉直樹 / あらすじ&感想

笑いとは何か、人間とは何かを描ききったデビュー小説。第153回芥川賞受賞。 売れない芸人徳永は、熱海の花火大会で、師として仰ぐべき先輩神谷に電撃的に出会った。そのお笑い哲学に心酔して行動を共にしながら議論を続けるのだが、やがて二人は別の道を歩んでいくことになる。
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【小説】『嚙みあわない会話と、ある過去について』辻村深月 / あらすじ&感想

あなたの「過去」は、大丈夫? 美しい「思い出」として記憶された日々――。 その裏側に触れたとき、見ていた世界は豹変する。 無自覚な心の内をあぶりだす「鳥肌」必至の傑作短編集! 大学の部活で仲のよかった男友達のナベちゃんが結婚するという。だが、紹介された婚約者はどこかズレていて――。 「ナベちゃんのヨメ」 国民的アイドルになったかつての教え子がやってくる。小学校教諭の美穂は、ある特別な思い出を胸に再会を喜ぶが……。「パッとしない子」 人の心裏を鋭くあばく傑作短編集! 引用元:講談社BOOK倶楽部
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【小説】『R帝国』中村文則 / あらすじ&感想

国家を支配する”党”と、 謎の組織「L」が存在するR帝国。 戦争が始まり、やがて世界は思わぬ方向へと暴走していく。 世界の真実を炙り出す驚愕の物語。 引用元:中央公論新社
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【小説】『地球星人』村田沙耶香 / あらすじ&感想

Haru 読書大好きブロガー、Haruです!今回のご紹介するのは『コンビニ人間』で155回芥川賞を受賞された、 村田沙耶...
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『むらさきのスカートの女』今村夏子 / あらすじ&感想

Haru 〈作品情報〉タイトル:むらさきのスカートの女 著者:今村夏子 出版社:朝日新聞出版 出版年:2019年ページ数...
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『悪い夏』染井為人 / あらすじ&感想

第37回横溝正史ミステリ大賞優秀賞受賞作! 戦慄のノワールサスペンス 26歳の守は生活保護受給者のもとを回るケースワーカー。 同僚が生活保護の打ち切りをチラつかせ、 ケースの女性に肉体関係を迫っていると知った守は、 真相を確かめようと女性の家を訪ねる。 しかし、その出会いをきっかけに普通の世界から足を踏み外して――。 生活保護を不正受給する小悪党、 貧困にあえぐシングルマザー、 東京進出を目論む地方ヤクザ。 加速する負の連鎖が、 守を凄絶な悲劇へ叩き堕とす! 第37回横溝ミステリ大賞優秀賞受賞作。 引用元:KADOKAWA
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『架空の犬と嘘をつく猫』寺地はるな / あらすじ&感想

「嘘吐き」の家系の羽猫家―― 3人目の子供を亡くしたことを受け容れられず空想の世界で生きる母、 愛人の元にすぐ逃げる父、それの全てに反発する姉、 そして、思い付きで動く適当な祖父と、比較的まともな祖母……。 そんな滅茶苦茶な家の長男として生まれた山吹は、 幼い頃からみんなが唱える「嘘」に合わせ成長してきた。 そして、その末に、 このてんでバラバラな家族のゆく末と山吹の日常には、 意外な結果が訪れる。 これは、それぞれが破綻した嘘を突き続けた家族の、 ある素敵な物語――。 若手実力派作家・寺地はるなが描く、 ちょっと変わった家族小説が登場! 引用元:Amazon
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『medium 霊媒探偵城塚翡翠』相沢沙呼 / あらすじ&感想

死者が視える霊媒・城塚翡翠と、 推理作家・香月史郎。 心霊と論理を組み合わせ真実を導き出す二人は、 世間を騒がす連続死体遺棄事件に立ち向かう。 証拠を残さない連続殺人鬼に辿り着けるのは もはや翡翠の持つ超常の力だけ。 だがその魔手は彼女へと迫り――。 ミステリランキング5冠、最驚かつ最叫の傑作!
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『凍りのくじら』辻村深月 / あらすじ&感想

藤子・F・不二雄を「先生」と呼び、 その作品を愛する父が失踪して5年。 高校生の理帆子は、 夏の図書館で「写真を撮らせてほしい」と言う1人の青年に出会う。 戸惑いつつも、 他とは違う内面を見せていく理帆子。 そして同じ頃に始まった不思議な警告。 皆が愛する素敵な“道具”が私たちを照らすとき――。 引用元:講談社BOOK倶楽部
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【小説】『スクラップ・アンド・ビルド』羽田圭介 / あらすじ&感想

第153回芥川賞受賞作 「早う死にたか」 毎日のようにぼやく祖父の願いをかなえてあげようと、 ともに暮らす孫の健斗は、ある計画を思いつく。 日々の筋トレ、転職活動。 肉体も生活も再構築中の青年の心は、衰えゆく生の隣で次第に変化して……。 閉塞感の中に可笑しみ漂う、新しい家族小説の誕生! 引用元:文藝春秋BOOKS