2016年

小説

『野良ビトたちの燃え上がる肖像』 / 木村友祐が描く、近未来社会の縁辺に生きる人々

「生きてるうちは、生きなきゃなんねぇからな」怒りと希望に満ちた世界を描く問題作。河川敷で猫と暮らす柳さんは、アルミ缶を集めて生活費とキャットフード代を稼いでいる。あちこちでホームレスが増えてきたある日、「野良ビトに缶を与えないでください」という看板を見つける。やがて国ぐるみで野宿者を隔離しようとする計画が……。ほんの少しだけ未来の日本を舞台に、格差、貧困、差別の問題に迫る新鋭の力作。 引用元:Amazon
ビジネス・実用書

相手の心をつかむ!『アドラー流一瞬で心をひらく聴き方』のスキルを磨こう

みての 今回は、岩井俊憲氏の著書『アドラー流一瞬で心をひらく聴き方』をご紹介します。この本は、アドラー心理学を基にした効...
小説

【小説】『みずち』高尾長良 / あらすじ&感想

信仰に溺れた母。般若の面を求める妻。おれは「女」を捉えきれない――。新鋭の飛翔作! 引用元:新潮社 病院勤務の一井は、母を思い出し都会の教会を訪れ、母の言葉と自身の過去を振り返る。
ビジネス・実用書

【実用書】『強くしなやかなこころを育てる!こども孫子の兵法』齋藤孝 / 内容紹介&感想

ことばの伝道師・齋藤孝先生が、 兵法書のバイブルとして知られる「孫子の兵法」を “こども向け”に超訳! 世の中を生き抜くヒントがつまった1冊! * * * * * * * ぼくは、この「孫子の兵法」をおとなだけのものにするのは、とってももったいないと思います。 こどもだって、競争をしなければならないときもあるし、人間関係で悩むこともあるからです。 将来に不安を感じることもあるかもしれません。 つまり、たいへんな環境で生きているのは、おとなだけではないということ。 「孫子の兵法」はきっとこどもにも役立つはず! ぼくはそう考えて、 この『強くしなやかなこころを育てる! こども孫子の兵法』をつくったのです。 (齋藤 孝「はじめに」より)
小説

【小説】『殺人出産』村田沙耶香 / あらすじ&感想

今から100年前、殺人は悪だった。10人産んだら、1人殺せる。命を奪う者が命を造る「殺人出産システム」によって人口を保つ日本。会社員の育子には十代で「産み人」となった姉がいた。蝉の声が響く夏、姉の10人目の出産が迫る。未来に命を繋ぐのは彼女の殺意。昨日の常識は、ある日突然変化する。 引用元:講談社BOOK倶楽部
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【小説】『トリプル』村田沙耶香 / あらすじ&感想

“トリプル”という同性or異性関係なく三人で付き合うスタイルが若い子たちで流行している話。
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【小説】『私の消滅』中村文則 / あらすじ&感想

「先生に、私の全てを知ってもらいたいのです。私の内面に入れますか」心療内科を訪れた美しい女性、ゆかり。男は彼女の記憶に奇妙に欠けた部分があることに気付き、その原因を追い始める――。傷つき、損なわれたものを元に戻したいと思うことは冒涜なのか。Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞した傑作長編小説。 『私の消滅』裏表紙あらすじより
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【短編集】『20の短編小説』アンソロジー / あらすじ&感想

テーマは「20」という数字。 原稿用紙20枚という制約の中で、 20人の人気作家が綴った20の短編を集めたアンソロジー。 小説という表現方法の可能性を突き詰めた文芸ファン必読の一冊。 引用元:Amazon商品ページ
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【小説】『放送禁止』長江俊和 / あらすじ&感想

モキュメンタリーの最高峰、ついに文庫化! ある事情で放送禁止となったVTRを再検証することで、人は次第に恐ろしい真相に近付いていく……。 そう、事実を積み重ねることが、必ずしも真実に結びつくとは限らないのだ。 フェイク・ドキュメンタリーの最高峰! 引用元:KADOKAWA
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【小説】『クローバーナイト』辻村深月 / あらすじ&感想

小さな会計事務所で働く鶴峯裕は 同い年の妻・志保と共働き、 四歳の長女・莉枝未と もうすぐ二歳になる長男・琉大を保育園に預け、 バタバタの日々を過ごしている。 そんな鶴峯家に、 ママ友、パパ友から子育てにまつわる難題と謎が押し寄せる! そして事件はとうとう鶴峯家にも――。 裕は数々の謎を解き、 育児の問題も解決して、 家族の幸せを守れるのか!? 引用元:光文社