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【香港映画】『男たちの挽歌Ⅱ』あらすじ&ネタバレ感想

Haru
Haru

今回ご紹介する香港映画は香港ノワールの傑作『男たちの挽歌2』です。
チョウ・ユンファの大出世シリーズです。
男たちの血みどろの抗争劇。
観始めると止まりません。

『男たちの挽歌Ⅱ』

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『男たちの挽歌Ⅱ』概要

邦題:男たちの挽歌Ⅱ

原題:英雄本色Ⅱ / A Better TomorrowⅡ

監督・脚本:ジョン・ウー

脚本・製作・製作総指揮:ツイ・ハーク

出演:
ケン…チョウ・ユンファ
ホー…ティ・ロン
キット…レスリー・チャン
ロン(ルン)…ディーン・セキ
キン…ケネス・ツァン

製作国:香港

公開:香港1987年、日本1989年

『男たちの挽歌Ⅱ』あらすじ

Stable Diffusionにて作成(AIアート)

相棒マークを失い刑務所に服役中のホーは、
偽札製造組織の摘発に協力するよう香港警察から頼まれる。

刑事である弟キットが潜入捜査に関わっていると知ったホーは依頼を引き受け、
元ボスのルンに接触する。

だが、ルンが部下コーの裏切りで殺人の罪を着せられ、
ホーはルンをニューヨークへ逃亡させる。

それでもルンは組織に狙われ、娘ペギーを殺害されてしまう。

そんな絶体絶命のルンを救ったのは、マークの双子の弟ケンだった。

引用元:Filmarks

『男たちの挽歌Ⅱ』ネタバレ感想

Stable Diffusionにて作成(AIアート)

※以後、ネタバレがあります!

兄弟愛

前作もですが、この作品ってチョウ・ユンファ主演と謳いながら、
実質の主人公はティ・ロンさん演じるホーですよね。

闇社会で生きてきた兄・ホーと、警察官の弟・キットとの兄弟愛の作品。

前作の最後でやっと和解できたのかな、という感じでしたが、
今作はガッツリ仲直り済み。
協力して任務に取り組んでいるのは観ていてスッキリ&ニッコリ。

ホーさんって顔が優しいからか、険しい顔よりもにこにこしている方が似合いますよね。
特に弟・キットの奥さん・ジャッキー(結婚したんですね!しかも妊娠中。おめでとう!)
話す時のおだやかな顔が素敵。

キットさん、前作では怒りまくりだったのが、警察官としても昇進したのか、
落ち着いたイケメン感、大人感が出ています。
オープニングから、ベンツを運転していて出世しているんだね、うんうん。
そして極秘任務の潜入捜査。

しかし、最期はサングラスの男に撃たれ、まさかの殉職。

このシリーズ、主要人物を亡くならすのが恒例なの?
ってレベルでいなくなったら困る人が亡くなりますよね。

せっかく生まれた娘の名前を電話で伝えて最後を迎えます。
ってそれは無理があるでしょ!とツッコミをいれざるを得ませんでした。
ここだけものすごく滑稽。
本当は感動のシーンのはずなんですが。

他にもたくさんの可哀想な人たち

Stable Diffusionにて作成(AIアート)

基本、皆さん可哀想な運命過ぎるんですが、
あまりにも報われない人が多過ぎるので紹介していきたいと思います。

ワン(ウォン)

星仔こと、チャウ・シンチー作品でおなじみ、ン・マンタさん!
個人的には、初めてチャウ・シンチー作品以外に出ているのを観ました。

今作はン・マンタが悪役なのね。
と思いきや、まさかのロン(ルン)殺害を指示した自分の子分?の
サングラスの男に撃たれ、本作始まって初の死者となります。
もっと活躍して欲しかったが、ポジション的にはこんな感じがちょうど良いかも。

ロン(ルン)

まさかのワン(ウォン)殺害の罪を着せられ、
逃亡せざるを得なくなったロン。
しかももう足を洗って15年だっけ?
長らく手を引いて、もう戻るつもりはないのにも関わらず。
確かに過去の罪が消える訳ではないですが、
この仕打ちはひどすぎる。

娘・ペギーまでも撃たれてしまう始末。
本当にやりきれません。
そりゃ廃人になりますよ。
いきなり全てを失うんですからね。
なのにケンの、このご時世ならありえないような荒療治にて再起するのすごすぎます。

ペギー

ペギー(ロンの娘)、撃たれる。
キットの到着、間に合わず。
ロンの為にも、ここは死守しないといけなかったのに。
ある種、一番の被害者かもしれません。

ケンの店のスタッフ

飲食店のバイトでしょ?
店を襲撃されて爆発させられたのに店を復活させてえらい。

チョウ・ユンファ

前作『男たちの挽歌』で亡くなったはずのチョウ・ユンファが主演!?
マークさん復活!?どうやって?

まさかです。
奥の手です。
ミステリーだと禁じ手です。

そう、双子!

ただ、双子だからってこんなに察知して味方になれますか?
もしかしたら昔からホーたちとは付き合いあったのかもしれませんが、
NYの自分の飲食店を壊されたりして協力できますか?
逆にホー一行を恨むと思うのですが、
そこは昔から出来が良い双子の兄・ケン。

見どころとしては階段後ろに滑り降りながらの二丁拳銃。

おわりに

Stable Diffusionにて作成(AIアート)

香港映画ならではのご都合主義感がゴリゴリにありますが、
古き良き香港映画、という感じで楽しめました。

前作『男たちの挽歌』の記事はこちらから。

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