本日は、若かりし頃の
ジャッキー・チュン(チェンじゃないよ(張學友))と
チャウ・シンチー(周星馳)のW主演作
『超アブない激辛刑事 カリー&ペッパー』をご紹介します。
『超アブない激辛刑事 カリー&ペッパー』
『超アブない激辛刑事 カリー&ペッパー』概要
タイトル:超アブない激辛刑事 カリー&ペッパー
原題:咖喱辣椒 Curry&Pepper
監督:ブラッキー・ホー
出演:ジャッキー・チュン、チャウ・シンチー、アン・ブリッジウォーター、エリック・ツァン、ブラッキー・ホー
公開年:1990年(日本未公開)
『超アブない激辛刑事 カリー&ペッパー』あらすじ
チムサーチョイ警察CIDの
カリー巡査(ジャッキー・チュン)とペッパー巡査(チャウ・シンチー)は
仲良し&問題コンビ。
この二人の密着取材で来た、美人レポーター、
ジョーイ・ロウ(アン・ブリッジウォーター)と恋の三角関係に!?
情報屋テニー(エリック・ツァン)からのタレコミ情報で
マッド・ドッグを張り込むが、
実はおとり捜査中の刑事で厳重注意を受ける。
そんな中、カリーとジョーイの仲は急接近!
自分に気があると思っていたペッパーはカリーの抜け駆けに激昂。
カリーと絶交へ。
ある日、ショッピング中のマッド・ドッグを見かけるが、そこに殺し屋が現れ…。
『超アブない激辛刑事 カリー&ペッパー』Haru的見どころ
凸凹コンビ?いや凸凸コンビ?
バディものの映画といえば、
性格が全く違う二人で熱血×冷静みたいに
得意不得意を補えるタッグで戦うのが多いと思いますが、
本作は二人とも若者で、幼馴染で仲良し。
性格も考え方もそっくり!バディものとしては新鮮です。
アクションシーン
見た目はヒョロヒョロの二人。
しかし、やる気になったら強くて格好良い。
アクションシーン多めで、カーアクションも有り。
最後の銃撃シーンはスリル満点です!
恋の行方は!?
美人記者ジョーイ を取り合う二人。
チャンスがあれば誘い、隙があれば邪魔をする、恋のバトル。
彼女の気持ちはどちらへなびくのか。
『超アブない激辛刑事 カリー&ペッパー』感想
1990年公開の作品ということで、粗さや下品さ、グロさがあり、
今となっては古き良き香港映画だな、と感じます。
また、まだ売れっ子になる前の二人を観られる貴重な作品。
タイトル的にはコメディ寄りの作品なのかと思いきや、結構正統派。
ところどころコメディ要素はあるものの、アクションシーンは大真面目。
そして殺し屋のラスボス感がすごい。ゲームのキャラみたい。
どこまでも追いかけてくる様は『ターミネーター』みたい。
何気に殺し屋役のブラッキー・ホーは本作の監督なんですよね。
情報屋テニー役エリック・ツァンがアクセントになっていて良いキャラ。
この方がいるとほっこりする。
胡散臭いキャラにうってつけな存在。
改めて観てみると、カリー役のジャッキー・チュンって、
男前だな〜と感じさせられる作品でした。
個人的にはリー・リンチェイ主演作『ハイリスク』の情けない役のイメージだったので、
より一層格好良く感じたかもしれません。
ペッパー役で、今やアジア映画興行収入No.1を達成した
中国・香港映画界のスーパースター、チャウ・シンチー。
自身の主演作は毎回お決まりなくらいのバカバカしいコメディ要素満載なのが魅力的ですよね。
本作ではおバカ要素はあるものの、かなり抑えめ。その代わり、キリッと男前な顔が観られます。
『超アブない激辛刑事 カリー&ペッパー』まとめ
ジャッキー・チュンとチャウ・シンチー、香港スターのW主演作品は
貴重なので、日本でのDVD化に感謝です。
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