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【エッセイ】『言えないコトバ』益田ミリ / あらすじ&感想

【エッセイ】 『言えないコトバ』 益田ミリ あらすじ&感想

『言えないコトバ』

この記事を書いた人
みての

年間100作品くらい本を読む36歳サラリーマンブロガー
暇があれば書店・古本店へ行く為、読むペースより買う本の方が圧倒的に多い供給過多状態。
それでも本を買うのが至高過ぎて止まりません。
すごい勢いで積読本が増えていきます。誰か助けてください。

〈読書遍歴〉
幼少期:絵本・児童書
小学生〜中学生:週刊少年ジャンプ・月刊コロコロコミック・月刊ファミ通ブロス・週刊ゴング
中学生〜20代:週刊ファミ通・電撃プレイステーション・ファッション誌男女
20代後半〜現在:小説・ビジネス書・自己啓発書に。最近は文芸誌も。

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『言えないコトバ』あらすじ

“彼氏”って何歳まで使っていいの!?
おひや、親友、バゲット、結婚しないの? etc…『すーちゃん』シリーズの著者が、口にできない様々なコトバの不思議を描く、笑って考えさせられるエッセイ&マンガ。文庫化で新たに5篇を追加。

引用元:集英社

『言えないコトバ』感想

エッセイの楽しさ

「エッセイ」って何?という感じなんですが、
おそらくエッセイ=これ!
という答えはないんだろうな、と思います。

私が読んで感銘を受けた本に、
田中泰延氏の『読みたいことを、書けばいい』があるのですが、
参考資料として著者の田中氏が書かれたWebサイトが載っているのですが、
もう独特過ぎてなんかとにかくすごい!
みたいな感じなんですね。

参考リンク▷【ビジネス書】『読みたいことを、書けばいい。』田中泰延 あらすじ&感想

自分の思いを素直に書いていればもうそれは立派なエッセイ。

益田ミリさんが書くエッセイも、
飾り気無く純度100%な思いを綴られていて好感が持てました。

道標

もっと早く益田ミリさんに出会っていたかったな、と思いました。
特に学生時代。

多分、益田ミリさんって
おとなしい方だと思う(というより思いたい)のですが、
そういう生き方って全然間違っていないんだ!
という事をこのエッセイですごく感じました。

まずこのエッセイの1番はじめ、「おひや」。
私も「おひや」って店員さんに言うの、
なんだか恥ずかしいんですよね。

お水でいいじゃん、って思うんですよね。

とうか、私の場合はまず店員さんを呼ぶことすら
難易度が高いくらいにはコミュ障なんです。

酔っ払っていれば気にしないですが、
シラフの場合、店員さんに声かけるのが既に恥ずかしい。

「おあいそ」も、「お会計お願いします」でいいじゃん、
って思います。

こういう、ちょっとしたコトバなんですが、
言いにくいことってあるある!
と思えることで救われる人ってたくさんいると思います。

フフッ

フフッと笑えるエピソードや漫画が多く、
飽きずに最後まで読めてしまいます。

P.68〜69「ギャラ」に出てくる、
「プレゼンフィー」のやりとりは爆笑もの。
私も「プレゼンフィー」って言われたらその意味何?
ってなります。

ギャランティー≠ギャランドゥもツボでした。
絵とのギャップが面白いです。

学び

この作品の中での学びは、
P.138〜139「今の子供はかわいそう」で語られている、
子どもの頃から、自分が言われたり、周りで言われていた嫌なコトバ。

これを忘れないように日記に書いていた、というエピソード。

これは今でも有用だと思います。

嫌なコトバって言われても、その時は流しがちですが、
後々「なんでそんな言い方するんだろう」と、
思い出して悲しんだり、イライラしてしまったりします。

ですが、気付けば忘れてしまうので、
気にはならないのですが、
自分が同じようなコトバを使ってしまわないように気をつける為にも、
良い方法だな、と思いました。

おわりに

毎日noteにランダム単語ガチャさんからテーマをお借りしてエッセイを書いています。
もっと柔軟な考えで面白いエッセイを書いていけたらな、と思いました。

また、自分に合う環境があると人生楽しいだろうな、
と思いました。

私はのんびり屋というか、好きなことをダラダラ続けるのが好きで、
せっかちだったりサバサバしている人からするとストレスだと思います。

ただ、私としてはシャキっとするのが逆にストレスなんですよね。

自分に合う環境+それでお金をいただけるという環境が最高だし最強だと思いました。

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