PR

【小説】『中国行きのスロウ・ボート』村上 春樹 あらすじ&感想

【小説】 『中国行きのスロウ・ボート』 村上 春樹 あらすじ&感想
Haru
Haru

今回は村上春樹さん初の短篇集
『中国行きのスロウ・ボート』を紹介します。

 

『中国行きのスロウ・ボート』

スポンサーリンク

『中国行きのスロウ・ボート』概要

タイトル:中国行きのスロウ・ボート

著者:村上春樹

出版社:中央公論新社

発行年:1997年

『中国行きのスロウ・ボート』あらすじ

1983年――友よ、ぼくらは時代の唄に出会う。
中国人とのふとした出会いを通して
青春の追憶と内なる魂の旅を描く表題作他六篇。
著者初の短篇集。

引用元:中央公論新社

『中国行きのスロウ・ボート』感想

どれも村上春樹的な7篇でした。
はっきりとしたオチの無い感じ。
なのに、不思議と引き込まれるのが村上春樹ワールド。

「中国行きのスロウ・ボート」
「貧乏な叔母さんの話」
「ニューヨーク炭鉱の悲劇」
「カンガルー通信」
「午後の最後の芝生」
「土の中の彼女の小さな犬」
「シドニーのグリーン・ストリート」
の7編。
その中から、4編をチョイスし、感想を書きました。

「カンガルー通信」

江戸川乱歩『人間椅子』的な(良い意味で)気持ち悪さを感じました。
村上春樹が描いた人間椅子。ホラーではないのに独特。

『午後の最後の芝生』

ひと夏の青春。
芝刈りのアルバイトの話。
なんてことない話なんだけど、独特な雰囲気で味がある。

『土の中の彼女の小さな犬』

この短編集の中ではベスト。
何がどうというのが全然説明できなく、もどかしいのですが、
私が村上春樹さんに求めることが詰まっている感じ。

『シドニーのグリーン・ストリート』

出ました!羊男。
それだけでなんだか嬉しい気分。
得をした感じがします。

『中国行きのスロウ・ボート』まとめ

短篇でも、村上春樹さんの魅力が
たっぷりと詰まった1冊
でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました