『品川猿の告白』
(『一人称単数』収録)
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『品川猿の告白』あらすじ
群馬県のM*温泉へ行ったとき、
引用元:Wikipedia
「僕」は旅館で働く年老いた猿に出会う。
身の上話を聞くと、
彼は大学教授夫妻に育てられ、
以前は品川区で暮していたのだという。
また、猿は他人の名前を盗むことのできる能力があり、
気に入った人間の女性の名前を盗んでいたという話もする。
『品川猿の告白』ネタバレ感想
不思議・ファンタジー
村上春樹さんの作品というと、
割に初期作から、
羊男だったり、小人など、
不思議なキャラクターがよく出てきますよね。
今作は猿。
ただの猿。
でも喋ります!
盗む?
猿が喋る→まだ納得できる
猿がビールを飲む→まだ納得できる
猿が大学教授に育てられ、
人間同然として生きている→まだ納得できる
猿が気になった人間の女性の名前を盗む→ファッ!?
「名前を盗む」って何?
そこだけ全く理解できなくて驚きました。
まあ、人間に恋焦がれて名前を盗むくらいであれば、
実害はあまりないので良いんじゃないかとは思います。
本人もあとで思い出せるようですし。
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