PR

【短編小説】『ウィズ・ザ・ビートルズ With the Beatles』村上春樹 あらすじ&感想

【短編小説】 『ウィズ・ザ・ビートルズ With the Beatles』 村上春樹 あらすじ&感想
Haru
Haru

今回は村上春樹さんの短編集『一人称単数』収録作、
『ウィズ・ザ・ビートルズ With the Beatles』を紹介します。

『ウィズ・ザ・ビートルズ With the Beatles』
(『一人称単数』収録)

スポンサーリンク

『ウィズ・ザ・ビートルズ With the Beatles』あらすじ

1964年、ビートルズが大ブームだった時代に
高校生だった「僕」は、
高校の廊下を「ウィズ・ザ・ビートルズ」のレコードを
抱えて歩いていた美少女のことを今でも覚えている。

その頃、「僕」には
初めてできたガールフレンド、サヨコがいた。

1965年の秋、「僕」は彼女との約束のために
家を訪れるがサヨコは不在で、彼女の兄が代りに応対する。

引用元:Wikipedia

『ウィズ・ザ・ビートルズ With the Beatles』ネタバレ感想

ビートルズとの関係

ビートルズはほとんど関係なくない?
ビートルズとの関係は学校で見かけた可憐な少女であり、

話のほとんどを占めるガールフレンドのサヨコとは
全然関係がなくて驚きました。
このタイトルの意味が「?」。

兄?

ガールフレンドがメインかと思いきや、
その兄が結構なウェイトを占めている話でした。

ただ、はじめは緊張感があった彼の存在が、
話が進むに連れて、魅力が滲み出てきました。

「僕」との再会後、彼も自殺する話?
と勘ぐってしまいました。

原因

元ガールフレンドのサヨコさんが自殺した原因が本当に謎ですね。
ただ、実際ってそんなものなのかもしれないと思いました。
原因って人それぞれですし、
周りから見て何不自由なくても、
実際は他人は他人。

何を感じ、何を思い生きているのかは本人にしかわかりませんもんね。

「僕」の存在

土地的に同じ『一人称単数』収録作『クリーム』とかと似ているので、
主人公の「僕」は同じ人なのかしら?

そういえば、「やれやれ」って言わなくなりましたね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました