YouTube番組「ホリエモンチャンネル」「B.R CHANNEL -Fashion College-」で
おなじみの寺田有希さんの著書、『対峙力』を紹介します。
ただただ、個人的に寺田有希さんが好きで手に取った一冊。
書いてあることはよくある自己啓発・ビジネス本。
と思いきや、16歳から芸能界で生きている人ならでは、
な視点での話もあったのが良かったところです。
『対峙力』
『対峙力』内容紹介
働き方が多様化し、組織に頼らない「個人」の力が求められる現代。そんな今こそ必要なのは、どんな相手にも物怖じせず、フラットに接することのできる力=「対峙力」だ。
対峙力があれば、誰とでもうまく話せる。仕事が円滑になる。積極的にいろいろな人に会いに行ける。目標に向けて一歩踏み出せる。応援してくれる人が自然に集まってくる。人生の可能性が広がっていく。
本書は、根は人見知りで小心者ながら、ホリエモンチャンネル等でMCを務める著者が、数々の著名人と「対峙」する中で身につけたコミュニケーション術を具体的に解説する。
「自己紹介では名前だけ言う」「会話のチェックリストをつくる」「スカウターで戦闘力を判定」「嫌いな人や嫌な話題ほど深堀る」など、すぐに実践できて効果のある、独自のテクニックが満載。
さらに、大手芸能事務所をクビになり、10年近くフリーランス女優として活動する中で培った、「仕事・自分・夢」と対峙する方法も紐解く。
引用元:Amazon
『対峙力』感想
そもそも「対峙力」とは?
寺田さんによると
誰とでもフラットに向き合える力 P.6
相手を認め、自分のことも認めてもらって話すこと P.25
です。
確かに、普段堀江貴文さんと一緒に番組をやっているだけあって説得力がありますよね。
番組を観ていても、全然臆すること無く堀江貴文さんやゲストの方と話し合っている印象です。
また、いつも笑顔が素敵なんですよね。
人見知り・小心者だと書かれていて驚きました。
そう見えないほど努力しているんだ、と思いました。
笑顔も意識して話しやすい雰囲気作りの為にしているそう。
台本じゃなく、チェックリストを作る
ガチガチの台本になると、緊張からスピードアップしてしまい、
結果、時間が余りまくった、という失敗談から、
台本を作るのではなく、話のゴール+ポイントを事前にチェックリストとして作っておく。
それは自分だけが触れるのではなく、
誰が言っても良い、というもの。
自己紹介は名前だけでOK
学生時代から、自己紹介は笑いを取る、というのを意識していました。
それだと寺田さんが書かれている通り、意識が自分のことに集中しすぎて、
自分の番までの他の方の自己紹介を全然聞けていないんですよね。
これだと自己紹介の意味がない。
自分の+αな情報って、その後話していくうちに出していけば良いものであって、公の場でわざわざPRする必要ってないんですよね。
自己紹介を定型化しておくことで、他にもっと意識を向けられるんだな、と初めて知りました。
評価されたければ、自分の仕事を全うしよう
失敗が怖くて嫌われないような無難な立ち回りをしていたところで評価はされません。
自分に求められている仕事・役割に全力で取り組むことで評価してもらえるということ。
おっしゃる通りだなー、としみじみ思いました。
その他の重要ポイント
「キャリアの逆算」で仕事を選ぶ時代は終わった
P.220
ここって何気にめちゃくちゃ重要なことを書いてあり、
この内容の一冊を読みたいと思いました。
そうなんだ!という衝撃。
今や会社にいて○年後の自分を想像している場合じゃない。
やりたいことを実現する方法は、ひとつではありません。
P.232
今ならではな考え方ですよね。
一つの方法に固執するのではなく、他の方法を考えてみる。
自分の方法を作る。
他の人とは違う方法でも仕事ってできるんですよね。
ちょっとこれは腹落ちして身につけたい。
『対峙力』まとめ
寺田有希さん自身が芸能界で事務所をクビになった、
という経験がきっかけで様々なトライ&エラーを繰り返した結果の今だと思います。
私ももっと成功したければ成功する道を
自分で作る・切り開いていけなれければいけないと勉強になりました。
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