2017年

小説

【小説】『バック・ステージ』芦沢央 / あらすじ&感想

「まさか、こうきたか」幕が上がったら一気読み!注目作家の痛快ミステリ! 新入社員の松尾は忘れ物で戻った夜の会社で、先輩社員の康子がパワハラ上司の不正証拠を探す場面に遭遇。そのまま巻き込まれる形で、片棒を担がされることになる。翌日、中野の劇場では松尾たちの会社がプロモーションする人気演出家の舞台が始まろうとしていた。その周辺では息子の嘘に悩むシングルマザーやチケットを手に劇場で同級生を待つ青年、開幕直前に届いた脅迫状など、それぞれ全く無関係の事件が同時多発的に起きていたが、松尾と康子の行動によってそれらは少しずつ繋がっていく、そして……。バラバラのピースが予測不能のラストを象る。いま、最も注目される作家芦沢央の驚愕・痛快ミステリ! 引用元:KADOKAWA
小説

【小説】『インフルエンス』近藤史恵 / あらすじ&感想

それは、私の罪ですか? 現代に響く傑作ミステリ 大阪郊外の巨大団地で育った小学生の友梨。同じ団地に住む里子が、家族内で性虐待を受けていたことを知り、衝撃を受ける。助けられなかったという自責の念を胸に抱えたまま中学生になった友梨は、都会的で美しい親友・真帆を守ろうとして、暴漢の男を刺してしまう。ところが何故か、翌日警察に連れて行かれたのは、あの里子だった。 殺人事件、スクールカースト、子育て、孤独と希望、繋がり。お互いの関係を必死に隠して大人になった3人の女たちが過ごした20年、その入り組んだ秘密の関係の果てに彼女たちを待つものは何だったのか。大人になった三人の人生が交差した時、衝撃の真実が見えてくる。 女たちが幼いころから直面する社会の罪、言葉で説明できないあやうい関係性、深い信頼。ラストに用意された、ミステリファンも唸る「驚き」。 『サクリファイス』で大藪春彦賞を受賞した近藤史恵が描く傑作長編。 解説・内澤旬子 橋本環奈・葵わかな・吉川愛でWOWOW連続ドラマ化決定。 引用元:文藝春秋BOOKS
小説

【小説】『消えない月』畑野智美 / あらすじ&感想

どうすれば、気持ちが伝わるのだろう? 出会ったことは、運命だったのか? この感情は、恋なのか、ストーカーなのか――。なぜ、さくらは、僕から離れようとするのだろう。どうして、松原さんは、別れてくれないの。婚約までした二人の関係は、はじめから狂っていたのかもしれない――。緊張感に満ちた文体で、加害者と被害者、ふたつの視点から「ストーカー」を描いた価値観を揺さぶる衝撃作。本から顔を上げた時、あなたは「愛」を信じられなくなる。 引用元:Amazon商品ページ単行本
小説

【小説】『R帝国』中村文則 / あらすじ&感想

国家を支配する”党”と、 謎の組織「L」が存在するR帝国。 戦争が始まり、やがて世界は思わぬ方向へと暴走していく。 世界の真実を炙り出す驚愕の物語。 引用元:中央公論新社
小説

『悪い夏』染井為人 / あらすじ&感想

第37回横溝正史ミステリ大賞優秀賞受賞作! 戦慄のノワールサスペンス 26歳の守は生活保護受給者のもとを回るケースワーカー。 同僚が生活保護の打ち切りをチラつかせ、 ケースの女性に肉体関係を迫っていると知った守は、 真相を確かめようと女性の家を訪ねる。 しかし、その出会いをきっかけに普通の世界から足を踏み外して――。 生活保護を不正受給する小悪党、 貧困にあえぐシングルマザー、 東京進出を目論む地方ヤクザ。 加速する負の連鎖が、 守を凄絶な悲劇へ叩き堕とす! 第37回横溝ミステリ大賞優秀賞受賞作。 引用元:KADOKAWA
小説

『架空の犬と嘘をつく猫』寺地はるな / あらすじ&感想

「嘘吐き」の家系の羽猫家―― 3人目の子供を亡くしたことを受け容れられず空想の世界で生きる母、 愛人の元にすぐ逃げる父、それの全てに反発する姉、 そして、思い付きで動く適当な祖父と、比較的まともな祖母……。 そんな滅茶苦茶な家の長男として生まれた山吹は、 幼い頃からみんなが唱える「嘘」に合わせ成長してきた。 そして、その末に、 このてんでバラバラな家族のゆく末と山吹の日常には、 意外な結果が訪れる。 これは、それぞれが破綻した嘘を突き続けた家族の、 ある素敵な物語――。 若手実力派作家・寺地はるなが描く、 ちょっと変わった家族小説が登場! 引用元:Amazon
ビジネス・実用書

【ビジネス・実用書】『「自分」を仕事にする生き方』はあちゅう あらすじ&感想

何もやらないうちから不安になるなんて無意味! 言い訳だらけの人生から脱出しよう。 ネット界のスターが実践する自分を武器にする極意。 「自分」とは、人生で築きあげた最大の財産であり、武器。 そんな「自分」を無駄なく有効活用して、 楽しく生きていくための方法をとことん具体的に現実的に伝授します。 引用元:幻冬舎
ノンフィクション

【ノンフィクション本】『1984年のUWF』柳澤健 あらすじ&感想

プロレスか? 格闘技か? 佐山聡、藤原喜明、前田日明、高田延彦。 プロレスラーもファンも、 プロレスが世間から八百長とみなさされることへの コンプレックスを抱いていた――。 1984年、新日本プロレスへの復讐のために誕生した UWFに関わった男たちは、何を夢見て、何を目指していたのか。 彼らが夢を追いかける中で起きた軋轢、すべてのファイトが、 やがて、総合格闘技の扉を開けることになる。 UWFとは何だったのか――。その全貌がついに明らかになる。 引用元:NumberWeb
小説

【小説】『ルビンの壺が割れた』宿野かほる あらすじ&感想

「突然のメッセージで驚かれたことと思います。失礼をお許しください」 ――送信した相手は、かつての恋人。 フェイスブックで偶然発見した女性は、大学の演劇部で出会い、 二十八年前、結婚を約束した人だった。 やがて二人の間でぎこちないやりとりがはじまるが、 それは徐々に変容を見せ始め……。 先の読めない展開、待ち受ける驚きのラスト。 前代未聞の読書体験で話題を呼んだ、衝撃の問題作! 引用元:新潮社