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【小説】『銃』中村文則 / あらすじ&感想

【小説】 『銃』 中村文則 あらすじ&感想

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みての

年間100作品くらい本を読むサラリーマンブロガー
暇があれば書店・古本店へ行く為、読むペースより買う本の方が圧倒的に多い供給過多状態。
それでも本を買うのが至高過ぎて止まりません。
すごい勢いで積読本が増えていきます。誰か助けてください。

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『銃』あらすじ

昨日、私は拳銃を拾った。これ程美しいものを、他に知らない――いま最も注目されている作家・中村文則のデビュー作が装いも新たについに河出文庫で登場! 単行本未収録小説「火」も併録。

「次は…人間を撃ちたいと思っているんでしょう?」
雨が降りしきる河原で大学生の西川が<出会った>動かなくなっていた男、その傍らに落ちていた黒い物体。圧倒的な美しさと存在感を持つ「銃」に魅せられた彼はやがて、「私はいつか拳銃を撃つ」という確信を持つようになるのだが……。TVで流れる事件のニュース、突然の刑事の訪問——次第に追いつめられて行く中、西川が下した決断とは?

「衝撃でした。より一層、僕が文学を好きになる契機になった小説」(又吉直樹氏)
「孤独は向かってくるのではない 帰ってくるのだ」(綾野剛氏)
他、絶賛の声続々! 新潮新人賞を受賞した、中村文則、衝撃のデビュー作。ベストセラー&大江賞受賞作『掏摸(スリ)』の原点がここに!

引用元:河出書房新社

『銃』感想

きっかけ

元々この作品を知ったきっかけは、吉本興業のお笑い芸人・作家のピース又吉直樹さんです。
彼のエッセイ?YouTube?テレビ?、何かでおすすめされていてずっと気になっていました。

私の好きな又吉さんのおすすめ本だけあって期待を裏切らない面白さでした。

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もし自分が銃を拾って帰ったらどうするか。
というか、そもそも死体を見つけた時点で失禁しているでしょう。

ただただ怖いもの。

どうしても持って帰ろうと思ったとしても、ガクブルで超不自然な動きで帰って超絶不審者として職質→即バレしそう。

イメージとしては観たことがなく、昔Podcastで聴いて気になっていた映画の『太陽を盗んだ男』に似ているのかなと思いました。

太陽を盗んだ男 [DVD]

太陽を盗んだ男 [DVD]

監督・脚本:長谷川和彦

出演:沢田研二/菅原文太

時間:2時間27分

ただ、観たことはない為、比較はできず。
いずれ観てみたい(というかアマゾンプライムビデオで配信されないかなと待っています)。

とにかく、もし自分が同じような立場になったら絶対に落ちている銃は拾いません!

教訓

先程ともかぶる部分はありますが、この本を読んでの教訓です。

・落ちている物は拾うな!
・警察ってすごい!
・素直に生きよう!

です。

人生を楽しく生きるのは自分の為だし、自分の責任。
上を向いて歩いていきましょう!
そう思うHaruでした。

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