Haru
今回は村上春樹さんが6年ぶりに出された短編集、
『一人称単数』収録作、
『石のまくらに』を紹介します。
『石のまくらに』
(『一人称単数』収録)
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『石のまくらに』あらすじ
大学2年生のときに「僕」が働いていたレストランに、
引用元:Wikipedia
一人の女性がいた。
それまで殆ど言葉を交すことはなかったが、
辞めることになった彼女の簡単な送別会の後、
帰りの電車に一緒に乗っていた彼女は、
今日泊めてもらえないかと「僕」に言う。
『石のまくらに』ネタバレ感想
昔ながら
昔ながらの村上春樹的な短編話。
同じアルバイト先の先輩の女性と夜を共にした主人公視点の話。
その女性が手作りの短歌集を出していて、
後日家に送ってくれたって話。
深いような浅いような。
村上春樹さんだなー、
って感じの不思議な読後感です。
なぜ夜を共にするのか、っていうのは全く分からないし、
理解もできないんですが、
悪いことをしている訳ではないので、
結局「ふーん」で終わってしまうような話なんですよね。
そういう雰囲気?が魅力的な作品なんですかね。
この作品を読んで私は、
村上春樹作品は長編の方が好きかもしれないな、
と思いました。
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