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【短編集】『廃墟の怖い話』あらすじ&感想

【短編集】 『廃墟の怖い話』 アンソロジー あらすじ&感想

『廃墟の怖い話』

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『廃墟の怖い話』あらすじ

Web投稿サイト戦慄のホラー小説を厳選!

その場所に、決して
足を踏み入れてはいけない。

死亡事故を起こして廃園した遊園地、とある都市伝説が囁かれる
廃病院、巨大で空虚な“時代から取り残された”集合住宅――。

〈廃墟〉を舞台にした
7篇の怖い話!

古びた学校、曰くつきの遊園地、山奥の病院、誰も居なくなった集合住宅。……人々に打ち捨てられ、時代の流れと共に世間から忘れ去られた“廃墟”。そこに足を踏み入れた人間が遭遇するものとは――?Web小説投稿サイト「小説家になろう」のホラージャンル約11000作品から厳選した『首をはねられた君とすり潰された僕』『鬼ごっこ』ほか、書き下ろしを加えた計7作品を収録。様々な廃墟にまつわるホラー短篇集の決定版!

※この物語はフィクションです。作中に同一の名称があった場合でも、実在する人物、地名、事件、事故、団体等とは一切関係ありません。

※『首をはねられた君とすり潰された僕』「小説家になろう」(https://syosetu.com/)掲載作品を改稿、
『ありがとう』書き下ろし作品、
『鬼ごっこ』「小説家になろう」(https://syosetu.com/)掲載作品を改稿、
『おまえは誰だ』書き下ろし作品、
『知っている』書き下ろし作品、
『タクシー運転手のヨシダさん』「小説家になろう」(https://syosetu.com/)掲載作品を改稿、
『合わせ鏡の双子の呪い』「小説家になろう」(https://syosetu.com/)掲載作品を改稿

引用元:宝島CHANNEL

『廃墟の怖い話』感想

特に印象に残った話をピックアップします!

ちなみに1編目『首をはねられた君とすり潰された僕』の記事はこちら。

『ありがとう』風羽洸海(かざはね ひろみ)

『怖い話』といことを忘れるくらい、はじめは青春&恋愛モノ。

ですが、あれあれ?不穏な感じに。

パニックホラー?

最後は『世にも奇妙な物語』みたいな展開。

という、結構思っていた以上に大きな展開があり、1作品で何度も楽しめる斬新な作品でした。

『知っている』風羽洸海(かざはね ひろみ)

本作のマイベスト。
全7篇の中で一番怖くない作品。

ノスタルジックな雰囲気がグッときました。
少し不思議な話。

『タクシー運転手のヨシダさん』

私とヨシダさんの廃墟巡りエピソードが詰まった作品。

イメージとしては某2ちゃんねるの怖い話スレに出てくる、『寺生まれのTさん』シリーズのような感じ。

人はなぜ、怖いものをわざわざ見に行きたがるのか。

おわりに

Web小説投稿サイト「小説家になろう」の投稿作品がメインのアンソロジー本。
しかし、事前にその情報を知っていてもプロの作家さんと遜色が無いと思いました。

つい最近も「カクヨム」よりに投稿の『近畿地方のある場所について』が出版され、大きな話題となりましたよね。
出身に限らず、面白い作品が出版されるって良いことだと思うので、Web小説のチェックもしていこうと思います。

ちなみに、前に読んだWeb小説で好きだったのは『ヒーローミマン』です。
こういう方向性の作品がもっと欲しいくらいです。

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