【小説】『嚙みあわない会話と、ある過去について』辻村深月 / あらすじ&感想
あなたの「過去」は、大丈夫?美しい「思い出」として記憶された日々――。その裏側に触れたとき、見ていた世界は豹変する。無自覚な心の内をあぶりだす「鳥肌」必至の傑作短編集!大学の部活で仲のよかった男友達のナベちゃんが結婚するという。だが、紹介された婚約者はどこかズレていて――。「ナベちゃんのヨメ」国民的アイドルになったかつての教え子がやってくる。小学校教諭の美穂は、ある特別な思い出を胸に再会を喜ぶが……。「パッとしない子」人の心裏を鋭くあばく傑作短編集!引用元:講談社BOOK倶楽部