今回も私、Haruが大好きなチャウ・シンチーの監督作のご紹介です。
1999年チャウ・シンチー主演『喜劇王』のリメイク作、
『新喜劇王』です。
『新喜劇王』
『新喜劇王』概要
タイトル:新喜劇王
原題:新喜劇之王 The New King of Comedy
監督・脚本・製作:チャウ・シンチー
共同監督:ハーマン・ヤウ
出演:エ・ジンウェン
ワン・バオチャン
チャン・チュエンダン
製作国:中国・香港
公開年:中国・香港2019年(日本2020年)
『新喜劇王』あらすじ
映画女優を目指す主人公ユー・モンは
父親に勘当されるも、夢を追いかける。
女優として芽は出ず、彼氏のチャーリーには裏切られ、
一度は諦めたモンだが、
かつてはスターだった俳優マー・ホーとの出会いで運命が変わっていく!?
チャウ・シンチー主演作『喜劇王』、女性主人公でのリメイク作品。
『新喜劇王』感想
モン役のエ・ジンウェンさん、正直、綺麗な方ではないし、
包丁が刺さった役や整形失敗など、
観ていて不快感さえ感じるんだけれど、
段々と応援したくなってくるんだよね。
夢に向かって一生懸命で裏表のない性格が素敵。
嫌~な人たちは多いが、
同期のエキストラ仲間レイ・ヨンさんに癒やされる。
こういう存在がいてくれることで気持ちが救われる。
そして二児の父として一番心にジーンときたのが、
モンの両親。特に父親。
言葉ではモンに厳しいんだけれど、
誰よりも俳優としての成功を願っている姿が泣ける。
モンに厳しいスタッフに注意しに行くのが親としてわかる~!となります。
この親への感情移入ができるかどうかで
この作品への評価が分かれるかもしれないです。
一度諦めた俳優に再チャレンジするモンに、
「出ていけ!母さん、早くチケットを取ってこい!」と
手際良く送り出すシーンなんてコメディチックなのに泣けちゃいます。
前半は散々な目に合う分、
最後はスカッと終わるので楽しんで観られました。
リメイク元の『喜劇王』は昔観ましたが、
セシリア・チャンやカレン・モクが出ていたのと、
確かジャッキー・チェンがカメオ出演していたなー、
くらいしか記憶がなく、比較出来ず。
ちなみに、ジャッキー・チェンがカメオ出演している代わりに、
ジャッキー・チェン主演作『ゴージャス』にて、
チャウ・シンチーが警官役にて出演していますよ!
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