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【小説】『ババ抜き』永嶋恵美 / あらすじ&感想

【小説】 『ババ抜き』 永嶋恵美 あらすじ&感想
みての
みての

会社で行われた保養所で、OL3人が始めたトランプゲーム。
罰ゲームとして、それぞれが抱える秘密を暴露していく。

最初は軽い雰囲気だったゲームが、徐々に不穏な空気へと変わっていく。


次第に明らかになる秘密は、想像を超える衝撃的なものばかり。

果たして、誰が「ババ」を引き、どんな恐ろしい秘密が暴かれるのか?

不穏な緊張感が張り詰めた、このミステリー小説『ババ抜き』に、あなたも引き込まれてください。

この記事を書いた人
みての

年間100作品くらい本を読むサラリーマンブロガー
暇があれば書店・古本店へ行く為、読むペースより買う本の方が圧倒的に多い供給過多状態。
それでも本を買うのが至高過ぎて止まりません。
すごい勢いで積読本が増えていきます。誰か助けてください。

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『ババ抜き』概要

『ババ抜き』

ベスト8ミステリーズ2015 (講談社文庫)

タイトル:ババ抜き(『ベスト8ミステリーズ2015』収録作)
著者:永嶋恵美
出版社:講談社
文庫本:2019年4月16日発売

あらすじ

会社の保養所でトランプを始めたOL三人組。罰ゲームで明かされる秘密が心底恐ろしい永嶋恵美「ババ抜き」。

引用元:HMV商品ページ

『ババ抜き』感想

不穏なババ抜き(ジジ抜き)

この作品は短編ミステリーで、普通のトランプゲームとは一線を画す不穏なババ抜き(ジジ抜き)が描かれています。登場人物たちが繰り広げる心理戦と、緊張感あふれる展開に引き込まれました。この物語を読むと、単なるゲームがいかに人間関係や感情の複雑さを浮き彫りにするかを実感できます。

私の思い出(大学時代)

大学時代を思い返すと、友人たちと罰ゲーム付きのトランプをよく楽しんだものです。しかし、この作品のババ抜きは、そんな楽しい記憶とは全く違い、読んでいて背筋が寒くなるような緊張感があります。プレイヤーたちの心の揺れ動きや、勝負(と言う名の暴露大会)の行方に息を飲みながらページをめくりました。

おわりに

『ババ抜き』は短編でありながら、濃密なストーリーと緻密なキャラクター描写が魅力です。読後、しばらくその余韻に浸ることができました。永嶋恵美の描く世界は、短編ながらも深い洞察に満ちており、彼女の他の作品も読みたくなります。不穏な空気感をまとったこの『ババ抜き』、ぜひ一読をおすすめします。

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