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【短編小説】『人間椅子』江戸川乱歩 あらすじ&ネタバレ感想

【短編小説】『人間椅子』江戸川乱歩 あらすじ&ネタバレ感想
Haru
Haru

今回ご紹介するのは、
江戸川乱歩『人間椅子』。
青空文庫等で無料でも読めるのでおすすめです。

『人間椅子』

この記事を書いた人
みての

年間100作品くらい本を読むサラリーマンブロガー
暇があれば書店・古本店へ行く為、読むペースより買う本の方が圧倒的に多い供給過多状態。
それでも本を買うのが至高過ぎて止まりません。
すごい勢いで積読本が増えていきます。誰か助けてください。

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『人間椅子』あらすじ

外務省書記官夫人である佳子は、
美しい閨秀作家としても知られていた。

そんな佳子のもとへ、突然ある男から原稿が送られてきた。
その原稿には何が書かれていたろうか?
…彼女がいま腰をおろしている書斎のイスのなかに、
彼女をひそかに恋する男がひそみかくれている!

肝を冷やす“人間椅子”の秘密はここに明かされた!

引用元:Amazon商品ページ「BOOK」データベースより

『人間椅子』ネタバレ感想

タイトルからして狂気を感じる『人間椅子』
人間+椅子。

こんな斬新な短編小説が1925年発表ですってよ。
昔から変態はいたんだ、って事に驚き。
そりゃ時代関係なく、いるか。

そもそも発想が変態的
透明人間になって色々してみたい、
みたいな感情ですよね。

確かに昔、香取慎吾さん主演ドラマ『透明人間』を観て、
ぼくもこんな体験してみたい!
と憧れていました。
この作品は、ぼくが思い描いていた変態感の10倍以上は余裕で変態。
いや…まぁ…うん、でも理解はできちゃうんですよねー。
実行にはうつさない(うつせない)にせよ、願望としては理解できます。

綺麗な女性にお近づきになりたい、が近付く勇気はない。
よし、椅子の中に紛れよう!隠れよう!
て、発想としては十代の感覚じゃない?
ただ、こんなウフフで変態チックな願望を
後味悪く、そして気持ち悪く仕上げる
乱歩先生は本当に天才だと思います。

思い描けても書けないよ。

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