源頼朝は、北条政子と恋愛をして、
周りの反対にもめげず、愛を育み結婚しています。
当時の恋愛結婚はまだ珍しかったので、
凄く政子にゾッコンだったのだろうなぁ~、
と思いきや、複数の妾もいた女好き。
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」
第12話のタイトル「亀の前事件」は、
1時間たっぷり使っていて、見どころ満載!
面白かったですよね。
主役が、北条義時なのに、主役より目立っていませんでしたか―
なんて(笑)
女の戦い(笑)
大河ドラマでは珍しいと感じました。
もっと、サラ~って流されていきがちな
ところではないかといった歴史のワンシーン。
今までのイメージを変える斬新な1時間。
さすが三谷幸喜さんだな。といったところでしょうか。
この先の進み方(描く視点)がますます楽しみです。
何か、妾なのに堂々としてきて、まるで正室のよう。
彼女のことが気になってきた方多いのでは。
筆者も気になって仕方のない視聴者の一人です。
今回は、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に登場する、
江口のり子さん演じる「亀の前」。
源頼朝の寵愛する愛人の亀の前さんに
スポットをあてていきたいと思います。
亀の前とは
出生
亀の前の生没年など不明ですが、
父は、源頼朝に従っていた家来の可能性があって、
良橋太郎ではないかとされています。
父とされる良橋太郎のことも詳しいことはわかっていません。
人物像
「吾妻鏡」では、
源頼朝が流罪になったあと、
亀の前は「近くで仕えた女中であった」とあり、
性格は柔和で、美人だったとされています。
あまり詳しいことはわからない人物ではあるのですが、
「吾妻鏡」にも登場するので、実在する人物だとされています。
ドラマでの設定の亀の前は、
・安房の漁師・権三の妻
「石橋山の戦い」に敗れ、
源頼朝が真鶴→安房に逃れた時に宿泊先で出会い、
頼朝が気に入った、という流れでしたね。
その後、権三と離縁。
鎌倉に赴き、大倉御所で「侍女頭」として働き、頼朝の妾となっています。
八重と頼朝が昔、男女のいい仲だったと知ったら、
ライバル心をあらわにするシーンなんかも描かれていました。
前回の記事でも紹介した「亀の前事件」は本当にあったことのようです。
その後
亀の前の、その後なんですが、
そこからの足取りは消えてしまっていて、彼女のことは、伝承でしか残されていませんが、
花のように美しい「妙悟尼」という尼がいたとか。
この尼は、頼朝の死後落飾した亀の前であると伝えられています。
ちなみに頼朝ですが、
この後も、新しい愛妾をつくっては、妻・政子の怒りを買い、
巻き込まれた家臣たちが痛い目に遭うという…。
何とも迷惑なことが繰り返されていきます。
この先どのような展開になるのか楽しみですね。
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