【映画】『悪の教典』（2012）あらすじ＆感想

『悪の教典』概要

『悪の教典』

上映日：2012年11月10日
製作国：日本
上映時間：128分

あらすじ

蓮実聖司は、生徒から“ハスミン”という愛称で呼ばれ、絶大な人気を誇る高校教師。 学校やＰＴＡの評価も高く、いわば「教師の鑑」とも呼べる存在だったが、それはすべて仮面に過ぎなかった。 彼は他人への共感能力をまったく持ち合わせていない、生まれながらのサイコパス（反社会性人格障害）だったのだ。 蓮実は自らの目的のためには、それが最善の策であれば、たとえ殺人でも厭わない。学校が抱える様々なトラブルや、自分の目的の妨げになる障害を取り除くために、いとも簡単に人を殺していく。 そして、いつしか周囲の人間を自由に操り、学校中を支配しつつあった。 だが、すべてが順調に進んでいた矢先、小さなほころびから自らの失敗が露呈してしまう。 それを隠滅するために考えた蓮実の解決策。 それは、クラスの生徒全員を惨殺することだった…。

引用元：Filmarks

キャスト

伊藤英明
二階堂ふみ
染谷将太
林遣都
浅香航大
水野絵梨奈
KENTA
山田孝之
平岳大
吹越満

スタッフ

監督：三池崇史
脚本：三池崇史
原作：貴志祐介
製作：市川南
　　　臼井央
　　　東幸司
　　　坂美佐子
　　　森徹

『悪の教典』感想

『バトル・ロワイアル』や！

中学3年のときリアルタイムでレンタル開始に借りて観た『バトル・ロワイアル』を思い出しました。当時、“R-15”作品というものが、とても大人っぽい印象で、レンタルするのにドキドキした覚えがあります。血・グロ。ホラー映画を観たりもしていましたが、当時の自分のように中学生で、しかも殺し合いをする設定の身近な狂気に惹かれ、自分の中で神格化された作品でした。多分何回も観たと思います。ちなみに『バトル・ロワイアルⅡ 鎮魂歌』は完全に駄作でした。

そんな私の中で衝撃を受けた作品に似ているなと思ったのが本作品『悪の教典』です。学校が舞台（こちらは高校）なのと、（大量）殺人。血。私の中では2012年版『バトル・ロワイアル』、というのが一番の感想です。

貴志祐介さん何してんの？

原作者の貴志祐介さんがシレっと出てた！笑顔で蓮実先生に声かけてて笑いました。原作者が出てくるってなんか嬉しいですね。

観たきっかけは好きな松岡茉優さん

原作小説を何年も前に読んでいたため、ある程度のストーリーは分かっていたものの、細部までは覚えていない状態での鑑賞。というか観たいと思ったきっかけが松岡茉優さんと伊藤沙莉さんが出ているからなんですよね。お二人がこの作品での共演から仲良くなった、みたいなのをラジオかなんかで聞いたんですよ。ちなみに2023年よりこの仲良しお二人がYouTubeや音楽メディアで『お互いさまっす』っていうラジオを始められたので毎回楽しみに聞いています。おたよりを投稿して松岡茉優さんに読んでもらいたい思いが募っています。

でもネットニュースで読んだんですけど、某男性アイドルさんとお付き合いされてるそうで、なんかショック。最近、15歳からファンだったKinKi Kidsの堂本剛さんがももクロの赤の方と結婚！という（私の中では）衝撃的なニュースがありました。世間的にはとてもお祝いムードですよね。推しと呼べるほどお金出せていなかったかもしれませんが、憧れだった堂本剛さんの結婚に素直に喜べないのはなんでなんだろう。本人たちが幸せなんだったらいいじゃんって思うんですけど、好きな芸能人の方の結婚ってなんかショックを受けるな、と思った最近。

特別に思い入れがあるカップルではないですが、反町隆史さん×松嶋菜々子さんの結婚は子どもながらに嬉しい結婚でした。ドラマ版『GTO』が好きだったので良いカップリングだと思いました。あともう少し最近だと星野源さん×新垣結衣さん。これもドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』が好きで毎週楽しみに観ていたからですかね。素直にほっこりするというか、良いやーん！ってキュンキュンしちゃうんですよね。それが堂本剛さん×百田夏菜子さんにはなかった。なんかショックだった、ということをここに綴らせていただきます。

いや、全然『悪の教典』関係ない。松岡茉優さんからも大分遠ざかっている。とにかく、松岡茉優さんには幸せになってもらいたいけど、報道されている男性アイドルさんとだったらなんか嬉しくないって話。ほんで松岡茉優さん目当てで観るんだったら『劇場』の方が良い。圧倒的に。ヒロインだし。あと、あんま世代じゃないからか『おはスタ』に松岡茉優さんが出ていたのを全く知らなかった。私が観ていたときは山ちゃんとレイモンドだったよ。今となって観てみたい。あ、あと『悪の教典』の松岡茉優さんはめっちゃイモい。エモいじゃなくて芋っぽいって意味ね。そういう役柄なんだからしょうがないんだろうけど。私が見たい松岡茉優さん感じゃなかった。最初、「松岡茉優？」って感じだった。内容的にネタバレにならんと思うから書かせてもらうけど、結局殺されちゃうし。

ショットガン

ショットガンすなわち散弾銃。この作品では近距離〜遠距離もいける超万能殺戮兵器と化しています。銃器に全く詳しくないのでわかりませんが、FPSやTPSのゲームでショットガンっていうと結構な近距離でしか通用しない武器なのでどうなの？と思いました。

おわりに

イメージ的にもっと暗い感じになるのかな、と思いきや結構「ヒャッハー！」な雰囲気でちょっと爽快感があるのが良かったです。ただ、ラストがまさか過ぎてもやもやしました。最近のエンタメ作品だな、って感じでした。