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『ファイト・バック・トゥ・スクール』チャウ・シンチーの魅力が詰まった学園潜入コメディ

『ファイト・バック・トゥ・スクール』チャウ・シンチーの魅力が詰まった学園潜入コメディ
みての
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映画『ファイト・バック・トゥ・スクール』。この作品は、香港のコメディ映画界で名を馳せるチャウ・シンチー(周星馳)作品の一つです。特殊部隊の指揮官の周星星(チャウ・シンシン)が、不良学生に盗まれた警察署長の拳銃を取り戻すために高校に潜入するという、ちょっとユニークなストーリーです。

私自身、星仔の作品はタイトルだけは知っていたものの、実際に観るのは初めて。思わず笑ってしまうシーンや、ドキドキするアクションが盛りだくさんで、観終わった後は心が温かくなりました。今回は、この映画の魅力を3つのポイントに分けてお伝えします。

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『ファイト・バック・トゥ・スクール』概要

『ファイト・バック・トゥ・スクール』

ファイト・バック・トゥ・スクール

原題: 逃學威龍
公開年: 1991年
監督: ゴードン・チャン
出演:チャウ・シンチー、ン・マンタ、チョン・マン、ロイ・チョン、ウォン・ヤッサン

あらすじ

特殊部隊の指揮官であるシンシンは、銃の盗難事件を解決するため、男子校に転校生として潜入した。転入早々、落ちこぼれになるシンシンだが、皆に兄貴と慕われるようになる。そんなとき相棒のダッワーが、密売組織に誤って人質にされてしまう。シンシンは単身で組織に乗り込みダッワーを救出、休日の学校に逃げ込んだが、そこには学園祭の準備をしているホーや生徒たちがいた。果たしてシンシンは皆を守れるのか?(C)GOLDEN HARVEST ENTERTAINMENT CO,LTD.

引用元:Amazon

『ファイト・バック・トゥ・スクール』見どころ・ポイント

チャウ・シンチーの魅力全開

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まず、何と言ってもチャウ・シンチーの存在感が素晴らしい!彼が演じる周星星は、一見するとちょっとドジで間抜けな警官。でも、実は高い身体能力を持っていて、いざという時にはしっかりとカッコよく決めてくれます。アクションシーンでは、彼の意外な身体能力が光ります。

特に印象的だったのは、彼が高校生に扮して教室でふざけるシーン。周りの生徒たちとの掛け合いがとても楽しく、思わず笑ってしまいました。さらに、相棒のン・マンタ(吳孟達)とのコンビネーションも最高で、彼のボケっぷりには安心感があります。やっぱり、彼がいるとホッとしますよね。

絶妙なバランスの取れたコメディ

『ファイト・バック・トゥ・スクール』は、コメディのバランスが絶妙です。過度に下品な笑いや、やりすぎたギャグに頼ることなく、状況やキャラクターの特徴を活かしたユーモアが散りばめられています。

例えば、周星星が学校での授業に参加するシーンでは、彼の不自然な振る舞いが笑いを誘います。また、マンタとの掛け合いも秀逸で、二人の息の合ったコンビネーションが作品に花を添えています。このバランスの取れたコメディは、観客を笑わせるだけでなく、物語に引き込む力も持っています。

香港映画ならではの魅力

この映画は、90年代の香港映画の特徴を存分に楽しめる作品でもあります。スピード感のある展開、アクションとコメディの融合、そして独特の香港的な雰囲気が、本作の大きな魅力です。

学校や警察署などのロケーションは、当時の香港の姿を生き生きと伝えています。また、チャウ・シンチーをはじめとする出演者たちの演技や話し方には、香港特有のテンポの良さがあり、それが作品全体のリズムを作り出しています。

ヒロイン役の張敏(チョン・マン)の存在も、本作の魅力を高めています。彼女の美しさと演技力は、単なるラブインタレストを超えて、物語に深みを与えています。チャウ・シンチーとの絡みも自然で、二人の関係性の変化が物語の重要な要素となっています。

おわりに

『ファイト・バック・トゥ・スクール』は、チャウ・シンチーのキャリアの中でも重要な位置を占める作品です。彼の持つコメディセンスと演技力が存分に発揮されており、後の『少林サッカー』や『カンフーハッスル』につながる才能の片鱗を見ることができます。

この映画は、単なる学園コメディにとどまらず、アクション、ラブストーリー、そして社会風刺まで含んだ多層的な作品となっています。90年代の香港映画の魅力を凝縮したような本作は、香港映画ファンはもちろん、チャウ・シンチーの作品を初めて見る人にとっても、絶好の入門編となるでしょう。

最近の配信で、より多くの人がこの名作に触れる機会を得ました。現代の目線で見ても色褪せない魅力を持つ『ファイト・バック・トゥ・スクール』は、笑いと感動、そして驚きに満ちた90分間を約束してくれます。週末のリラックスタイムや、友人との映画鑑賞会など、様々なシーンで楽しめる一本です。

チャウ・シンチーの魅力に触れたことがない方、90年代の香港映画に興味がある方、そして純粋に楽しい映画を探している方、ぜひ一度『ファイト・バック・トゥ・スクール』の世界に飛び込んでみてください。きっと、笑いと驚きに満ちた素晴らしい映画体験が待っているはずです。

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