ほぼ毎週のように通っている図書館で偶然見つけた
公益社団法人 読書推進運動協議会による冊子、
「若い人に贈る 読書のすすめ 2022」を見てみて
気になった5冊を紹介していきます。
『若い人に贈る読書のすすめ』とは?
「若い人に贈る読書のすすめ」は、
引用元:公益社団法人 読書推進運動協議会ホームページ
成人式・卒業式など新たな人生の一歩を踏み出す
若い人にぜひ読んでもらいたい本を紹介する運動です。
毎年、各都道府県の読進協より、
この1年に出版された本の中から
「若い人にぜひ読んでもらいたい本」を3冊推薦してもらい、
その推薦書をもとに読書推進運動協議会の
事業委員会で24冊の書目を選定、
リーフレットを制作し、
全国の公共図書館・書店などに配布しています。
2022年24冊
『若い人に贈る読書のすすめ』2022/気になる5冊
三浦しをん『エレジーは流れない』双葉社
あらすじ
海と山に囲まれた餅湯温泉。
引用元:双葉社
団体旅行客で賑わっていたかつての面影はとうにない。
のどかでさびれた温泉街に暮らす高校生の怜は、
複雑な家庭の事情や、
進路の選択、
自由奔放な仲間たちに振り回されながら、
悩み多き日々を送っていた。
今日も学校の屋上で同級生4人と仲良く弁当を食べていたら、
地元の「餅湯博物館」から縄文式土器が盗まれたとのニュースが入り…
オードリー・タン『オードリー・タン 自由への手紙』講談社
内容紹介
次代の世界的カリスマとして注目を集める
引用元:講談社
台湾IT担当大臣のオードリー・タンが、
日本の若者に向けて語る自由になるためのメッセージ!
IQ180超の天才的頭脳、
性別なしというジェンダーレス、
世界のグローバル思想家100人に選ばれる先見性、
新型コロナ対応でわずか3日で全国民に
マスクを配るシステムを構築した実行力。
どれをとっても、
これまでにないタイプの若き指導者の言葉は、
新しい時代を生きる指針となるだろう。
和田秀樹『みんなに好かれなくていい』小学館
内容紹介
「友だちが多いほうが幸せ」は本当か
競争がない、仲間はずれがない、
みんな仲よし、の理想のもとに続けられている現代の教育。
でもそれはそもそも無理な話。10人がいれば、
そのうち数人はあなたのことが嫌い・もしくはまったく興味がない、
と言われていて、
あなたとどうがんばっても合わない人がいるのが現実。
そこで仲間はずれにされないように
「嫌われない」ことに執着すれば、
自分を殺して生きることになる。「嫌われないようにする」から、
「好き」「好かれる」ことに意識をシフトしよう。
自分の話をきちんと聞いて意見をくれる友人、
自分に嘘をつかずに何でも打ち明けられる親友。
そんな人がひとりでもいれば、
あなたはあなたらしい人生を幸せに生きていけるのです。では、どうしたらそんな関係が築けるか、
引用元:小学館
自分サイドでまず何を変えるべきなのか。
10代の悩みと多く向き合ってきた著者がやさしく解説します。
服部みれい『自分をたいせつにする本』筑摩書房
内容紹介
自分のしたいこと・したくないことは何?
引用元:筑摩書房
自分くらいは自分の味方でいよう。
自分が変われば周囲も、
見える世界も変わる。
本来の自分を取り戻せるワーク付き。
ブレイディみかこ『他者の靴を履く』文藝春秋
内容紹介
「わたしがわたし自身を生きる」ために――
エンパシー(=意見の異なる相手を理解する知的能力)
×アナキズムが融合した新しい思想的地平がここに。・「敵vs友」の構図から自由に外れた“エンパシーの達人”金子文子
・「エンパシー・エコノミー」とコロナ禍が炙り出した「ケア階級」
・「鉄の女」サッチャーの“しばきボリティクス”を支えたものとは?
・「わたし」の帰属性を解放するアナーキーな「言葉の力」
・「赤ん坊からエンパシーを教わる」ユニークな教育プログラム…etc.“負債道徳”、ジェンダーロール、
引用元:文藝春秋
自助の精神……現代社会の様々な思い込みを解き放つ!
〈多様性の時代〉のカオスを生き抜くための本。
おわりに
特に、自分について、を考えられる本がきになりました。
私自身、大人だといってもまだまだ世の中わからない、
自身のないことだらけ。
現代に合った多種多様な生き方についての勉強を
楽しみながらしてみたいと思いました。
また、2023年の冊子も一緒にGETしたので、
紹介していきたいと思います。
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