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【映画】『わたしの魔境』(2023)あらすじ&感想

【映画】 『わたしの魔境』 (2023) あらすじ&感想
みての
みての

2023年に公開・配信された映画『わたしの魔境』は、コロナ禍で急成長したSNS動画メディアを背景に、現代にもしオウム真理教に類似したカルト教団が存在したらどうなるかを描く衝撃の社会派ドラマです。

普通の新卒OLがカルトに洗脳され、犯罪に加担していく過程を描くことで、現代社会におけるカルト教団の恐ろしい実態を浮き彫りにしています。

本作は、実際のオウム真理教事件を元に、リアリティとフィクションが絶妙に交錯する作品です。

『わたしの魔境』

わたしの魔境
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『わたしの魔境』概要

あらすじ

主人公はどこにでもいる普通の新卒OL、湯川華。正体を隠して採用するマルチ商法企業に騙されて入社し、上司から理不尽な叱責を受ける日々を送る。ある事件をきっかけに深い心の傷を負い、周囲に相談できる人もいない中、人気YouTuberの紹介動画を通じてカルト宗教「ニルヴァーナ」に出会う。会社員生活で見出せなかった心の平和を教団内で感じるようになるが、次第に教団の恐ろしい実態を知り、引き返せなくなっていく。彼女は犯罪に加担し、自らの運命を狂わせることになる。

キャスト・スタッフ

キャスト

近藤里奈/櫻井健斗/牛丸亮/山中アラタ/小原徳子/児玉拓郎/江藤あや/芦原健介/園山啓敬介/範田紗々/桝田幸希/西原愛夏/ 須森隆文/上埜すみれ/梁瀬泰希/竹田哲朗/入江崇史/アベラヒデノブ/津田寛治

その他、多くの実力派俳優が脇を固めています。

スタッフ

  • 監督・脚本・編集:天野友二朗
  • 製作:天野友二朗、若月ふみか
  • フィクションパート撮影監督:根岸憲一
  • 撮影助手:高瀬大輔
  • 録音:衛藤なな、喜屋武正樹
  • ヘアメイク協力:美名子
  • 取材パート撮影:天野友二朗、若月ふみか

『わたしの魔境』感想

見どころ・ポイント

カルト教団の描写

本作の最大の見どころは、現代社会におけるカルト教団の描写です。SNSや動画メディアの発展により、カルト教団がどのようにして若者や孤独な人々を引き込んでいくのか、その手口がリアルに描かれています。カルトに洗脳される過程や、教団内部の実態が詳細に描かれており、観る者に衝撃を与えます。

主人公の心理描写

湯川華がカルトにのめり込んでいく過程は、彼女の心理描写を通じて丁寧に描かれています。孤独や不安、絶望感から逃れるためにカルトに依存していく姿は、多くの観客に共感と恐怖を与えることでしょう。

実際の事件との関連

本作は、実際のオウム真理教事件を背景にしており、出家による親子の絶縁や教団内部での殺人、外部社会に対するテロ行為など、現実に起こった問題を元にしています。そのため、フィクションでありながらもリアリティがあり、観る者に強いメッセージを伝えます。

原作は?

映画『わたしの魔境』は、原作を持たないオリジナル作品です。監督の天野友二朗が脚本も担当しており、彼自身の独自の視点から現代社会におけるカルト教団の恐怖を描き出しています。

感想

私がこの作品に興味を持ったきっかけはYouTubeでした。YouTubeでドキュメンタリー作品を観るのに少しハマっていて、次はどんなドキュメンタリーを観ようかな、と検索欄に「ドキュメンタリー」と入れて検索してみたところ、この作品の予告編が出てきました。

予告編の途中で「これは絶対観たい!」と思いました。新しい作品なのでAmazonプライムビデオでは配信されていないだろうと期待せずに検索してみると、なんと配信されていました。しかもプライムビデオ対象作品なので追加料金なしで観ることができました。

この作品に興味を持ったもう一つの理由は、オウム真理教の地下鉄サリン事件の記憶です。当時、小学生の低学年だった私は、怪しい宗教団体がテロ事件を起こしたくらいの知識しかありませんでした。生活圏内でもなく、他人事のように感じていました。ただ、教祖の麻原彰晃のビデオが朝のニュースで繰り返し放送されていたのを強く覚えています。子どもながらに「浮くわけないだろ!」と思い、その表面的な部分でしかオウム真理教を知りませんでした。

10代半ばくらいから、怖い話や都市伝説に興味を持ち、ネットサーフィンで様々な事件について調べることはあったものの、オウム真理教について特別な興味を持つことはありませんでした。

ところが大人になり、30歳を過ぎて読書の趣味を持つようになってから、村上春樹さんの作品を収集するようになりました。そこで興味を惹かれたのが、地下鉄サリン事件を体験した人たちのインタビューをまとめた作品『アンダーグラウンド』です。かなり分厚い本ですが、読んでみると、自分の知識の浅さに気付きました。とんでもないテロ事件であり、同時多発テロということすら知りませんでした。この本を読んで、日本でこんなに凄惨なテロ事件があったことを学びました。

そこから、オウム真理教について調べる時期がありました。教団内での殺人事件やその隠蔽も初めて知りました。こういった経験から、オウム真理教について興味を持つようになりました。

映画『わたしの魔境』は、かなり雰囲気としてマイルドになっていると思います。おそらく、実際のカルト教団はもっと狂気を感じさせ、殺人シーンなども生々しく描かれているでしょう。この映画は作品として優しく終わっている印象です。本来はこうならないだろうな、という現実感がありますが、それでもカルト教団の恐ろしさを感じさせる内容でした。

今後もオウム真理教を扱った映画を観てみたいと思いました。

おわりに

映画『わたしの魔境』は、現代におけるカルト教団の危険性を描いた社会派ドラマです。主人公がカルトに洗脳されていく過程を通じて、カルト教団の実態とその恐ろしさをリアルに描いています。現代のSNSや動画メディアの発展によって、カルト教団がどのようにして人々を引き込んでいくのか、その手口をリアルに描いている点が本作の大きな特徴です。

本作を通じて、カルト教団の危険性や、現代社会における孤独や不安について考えるきっかけとなることでしょう。カルト教団の恐ろしさを描いた本作は、多くの観客にとって衝撃的であり、深い印象を残すことでしょう。

『わたしの魔境』を観ることで、カルト教団の危険性や現代社会の問題について再認識し、今後の社会生活においても注意を払うことが重要です。この映画を通じて、多くの人々がカルトの罠に陥らないようにするための警鐘となることを願っています。

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