本屋大賞

小説

第1回 本屋大賞(2004年)受賞作1〜10位まとめ

タイトル 著者 出版社 1位 『博士の愛した数式』 小川 洋子 新潮社 2位 『クライマーズ・ハイ』 横山 秀夫 文藝春秋 3位 『アヒルと鴨のコインロッカー』 伊坂 幸太郎 東京創元社 4位 『永遠の出口』 森 絵都 集英社 5位 『重力ピエロ』 伊坂 幸太郎 新潮社 6位 『4TEEN』 石田 衣良 新潮社 7位 『デッドエンドの思い出』 よしもと ばなな 文藝春秋 8位 『終戦のローレライ』 福井 晴敏 講談社 9位 『陰摩羅鬼の瑕』 京極 夏彦 講談社ノベルス 10位 『ららら科學の子』 矢作 俊彦 文藝春秋
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【小説】『流浪の月』凪良ゆう / あらすじ&感想

最初にお父さんがいなくなって、次にお母さんもいなくなって、わたしの幸福な日々は終わりを告げた。すこしずつ心が死んでいくわたしに居場所をくれたのが文だった。それがどのような結末を迎えるかも知らないままに――。だから十五年の時を経て彼と再会を果たし、わたしは再び願った。この願いを、きっと誰もが認めないだろう。周囲のひとびとの善意を打ち捨て、あるいは大切なひとさえも傷付けることになるかもしれない。それでも文、わたしはあなたのそばにいたい――。新しい人間関係への旅立ちを描き、実力派作家が遺憾なく本領を発揮した、息をのむ傑作小説。本屋大賞受賞作。 引用元:東京創元社