又吉直樹

小説

年間100作品くらい本を読む私が選ぶ!2023年読んで面白かった小説10選

この記事では、年間100作品くらい本を読む私みてのが選ぶ、2023年に読んだ面白い本を紹介します。 ベスト◯位、というランキングではなく、それぞれに好きなポイントがあるので◯◯賞という形で発表させていただきます。 1冊でも気に入っていただける本が見つかれば嬉しいです!
小説

【小説】『私の消滅』中村文則 / あらすじ&感想

「先生に、私の全てを知ってもらいたいのです。私の内面に入れますか」心療内科を訪れた美しい女性、ゆかり。男は彼女の記憶に奇妙に欠けた部分があることに気付き、その原因を追い始める――。傷つき、損なわれたものを元に戻したいと思うことは冒涜なのか。Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞した傑作長編小説。 『私の消滅』裏表紙あらすじより
邦画

【映画】『劇場』(2020)原作:又吉直樹 / あらすじ&感想

夢を叶えることが、君を幸せにすることだと思ってた— 演劇を通して世界に立ち向かう永田と、彼を支えたいと願う沙希。夢を抱いてやってきた東京で、ふたりは出会った。 中学からの友人と立ち上げた劇団「おろか」で脚本家兼演出家を担う永田(山﨑)。しかし、前衛的な作風は上演ごとに酷評され、客足も伸びず、劇団員も永田を見放してしま う。解散状態の劇団という現実と、演劇に対する理想。そのはざまで悩む永田は、言いようのない孤独を感じていた。そんなある日、永田は街で、自分と同じスニーカーを履 いている沙希(松岡)を見かけ声をかける。自分でも驚くほどの積極性で初めて見知らぬ人に声をかける永田。突然の出来事に沙希は戸惑うが、様子がおかしい永田が放って おけなく一緒に喫茶店に入る。女優になる夢を抱き上京し、服飾の大学に通っている学生・沙希と永田の恋はこうして始まった。お金のない永田は沙希の部屋に転がり込み、 ふたりは一緒に住み始める。沙希は自分の夢を重ねるように永田を応援し続け、永田もまた自分を理解し支えてくれる沙希を大切に思いつつも、理想と現実と間を埋めるよう にますます演劇に没頭していき―。 「一番 会いたい人に会いに行く。こんな当たり前のことが、なんでできなかったんだろうね。」 引用元:Filmarks
ビジネス・実用書

【エッセイ】『第2図書係補佐』又吉直樹 / あらすじ&感想

お笑い界きっての本読み、ピース又吉が尾崎放哉、太宰治、江戸川乱歩などの作品紹介を通して自身を綴る、胸を揺さぶられるパーソナル・エッセイ集。 芥川賞作家・中村文則氏との対談も収載。【幻冬舎よしもと文庫】 引用元:幻冬舎
小説

【小説】『火花』又吉直樹 / あらすじ&感想

笑いとは何か、人間とは何かを描ききったデビュー小説。第153回芥川賞受賞。 売れない芸人徳永は、熱海の花火大会で、師として仰ぐべき先輩神谷に電撃的に出会った。そのお笑い哲学に心酔して行動を共にしながら議論を続けるのだが、やがて二人は別の道を歩んでいくことになる。