今回ご紹介する本は漫画のビジネス書です!
原作:ストーリースタジオ原作舎
作画:タナベ恵
『BUSINESS COMIC 営業の小さな神々』です。
15のストーリーからなる営業本。
営業職に限らず、社会人の基本を学ぶのにも役立つ1冊です。
『BUSINESS COMIC 営業の小さな神々』
『営業の小さな神々』概要
タイトル:BUSINESS COMIC 営業の小さな神々
原作:ストーリースタジオ原作舎
作画:タナベ恵
出版社:飛鳥新社
ページ数:159ページ
発行年:2014年
『営業の小さな神々』Haru厳選ストーリー3選
「裏表のない人間になれ!」
人徳の大切さ。
黒崎、白崎という同期入社の新人営業の話。
仕事バリバリできるタイプ。
しかし、相手によって態度に違いがあり、
社内評価は様々。
↓
同期の白崎が先に出世するとは思ってもいなかった。
↓
退社、一匹狼として生きる。
裏表が無く、社内でも信頼されている存在。
↓
いつの間にか課長に。
↓
やがて部長に。
はじめは黒崎が営業成績ダントツにリード。
白崎は気は優しいが、いま一歩押しが弱い。
ただし、お客さんのより好みをせず、裏表がない。
人間は感情に支配される生き物。
「好感の持てる人間に報いてやりたい」と誰しも思うものです
引用元:27ページ
やはり人間は素直さが一番ですね。
「ママ力を身につけろ!」
①ありとあらゆる媒体で情報収集をする。
②そこで得た情報は個人単位でノートに記録。
③偉い人ほど、「サンプル」が好き。
引用元:74、75ページ
新人営業・木村さんと
売りにくい商品を売りまくっている通称・桂木ママの教え。
・日経新聞+ビジネス週刊誌を読む。
・得意先の記事があれば会社ホームページで確認をする。
・SNSやブログなどもチェック。
↓
1.会社の動向、業績
2.経歴・家族構成
3.住まい、趣味等
聞き出したことを全てメモ。
情報を聞いて終わる、のでなく、
しっかりとメモとして記録していくことの大切さを知りました。
「得意技で一本!」
酒類メーカの営業・夏美さんの話。
狙った飲み屋さんを自社ビールに変更してもらうのが生き甲斐の夏美さん。
ふと入った飲み屋さん、メニュー表が油でギトギト。
↓
特技のデザインを活かしてメニュー作成。
営業以外の趣味や経験、特技を活かすことの大切さを知りました。
『営業の小さな神々』感想
全部で15個のストーリーが収録されているのですが、
どれも「営業」というよりかは、
社会人として必要なポイントがたくさん描かれています。
全て漫画なので読みやすく、手軽に勉強できるのが良かったです。
また、ビジネス系の漫画本って、割と抽象的で、
いざ実践に活かすにも、結局どうすれば…?となりがちだと思います。
ですが、本書は「日経新聞を…」等、
具体的に何をすべきかが描かれているので実践しやすいです。
何にでも言えることかもしれませんが、
やはり基本はコツコツと。
一つひとつの積み重ねが自分の成長につながるんだな、
ということを改めて感じる一冊でした。
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