好書好日さん、本好きであればアクセスしたことがある方も多いのではないでしょうか。
さすが本のWEBマガジンさん、という感じの企画。
俳優・タレント谷原章介さんによる選書コーナーがあります。
谷原書店とは
俳優の谷原章介さんが、店長として、月替わりでイチオシの本を紹介する連載「谷原書店」。
谷原章介さんって読書家なの?
2017年の記事です。
俳優の谷原章介(44)が13日、都内で行われた第15回「このミステリーがすごい!」大賞の授賞式にスペシャルゲストとして出席した。
芸能界屈指の読書家は「読書はストレスを晴らす一服の清涼剤。特にミステリーは日常生活を離れるのにもってこいで、いつの間にか生活の中心になっています」とあいさつ。
との事で、熱心な読書家さんだそうです。
そんな谷原章介さんがおすすめする本たち。
面白くないわけがない!
ということでおすすめ本の中から気になった本5冊を紹介したいと思います。
「谷原書店」より、気になる本5選
『あずかりやさん』大山淳子
高級自転車、一通の封筒、大切な本。「あずかりや」を独りで営む物静かな店主・桐島透さんは、持ち込まれるものがたとえ何であろうとも、「1日100円」でそれを預かります。店主は目が見えません。幼い頃に光を失った。そんな彼のもとへ、家族に見られたくないもの、一時的に離れていたいもの、捨てる決心がつかないものを、お客さんたちは日々、持ち込みます。
もうこのあらすじの時点でワクワクする。
ほのぼの系でしょうか?
どうストーリーが展開していくのか超気になります。
『妻に捧げた1778話』眉村卓
「余命1年」と宣告された奥さまに読んでもらうために、SF小説家の夫・眉村卓さんが毎日紡ぎ続けた短編の物語。その選(よ)り抜きと、約5年間にわたる闘病生活、そして結婚生活を振り返って1冊にまとめた『妻に捧げた1778話』(新潮新書)
もうこの記事本編じゃなくてあらすじの時点で泣けちゃう。
というか新書ってのがなんか斬新ですね。
アメトーークでカズレーザーさんが「15年ぶりに泣いた」本として有名だそう。
気になったので購入しました!
と言っても本作では無く、文庫本の『僕と妻の1778話』(集英社文庫)。
文庫版かと思って買いましたが、よくよく調べるとちょっと違うのかもしれません。
『魔女の宅急便』角野栄子
子育てをしていて思うのは、「『悪いこと』を経験してみなければ、それが『悪いこと』だと真の意味で理解できないのではないか」ということです。子どもが今後、何か「悪さ」をした場合、もちろん叱りますが、それによって何を考えたのか、どう思ったのか、聞いてみたい。
なんか深い。
言っていることが深くてスッキリとはしませんが、なんかドシッと来る何かがあります。
ちなみに本作、私は購入済み。
というか、『魔女の宅急便』1・2・4巻を持っていて3・5・6巻がまだ手に入れられていない状況です。
揃ったら読む!
『彼女は頭が悪いから』姫野カオルコ
親として、子供に何を伝えることが大事か――。僕が改めて自らに問い直した本
実際に起こったおぞましい事件を元にした小説。
読んでみたい。
桐野夏生さんの作品的な嫌な雰囲気を感じます
嫌なのに読んでみたい感じ。
ゾクゾク。
『たゆたえども沈まず』原田マハ
アート小説は一人の人間を立体的に描き、作品が作られた背景を教え、その人生や作品を包括して物語にしてくれる。まるで自分がそこに居合わせているかのように。中でもマハさんの本は、深く作品を知った上で作家の人間性をかいま見せてくれる、キュレーターだからこそ描ける世界です。
原田マハさんの作品は短編アンソロジーで初めて触れました。
読みやすい+知的でお洒落な雰囲気。
それが私の中の原田マハさん感。
この本が気に入ったあなたにマハさんの著作をもう1冊。
で紹介されている、『楽園のカンヴァス』は買いました。
美術・アートに特別興味があるわけではないのですが、いつか触れたいとずっと思っていた作家さんなので、読むのが楽しみです。
おわりに
普段自分が選ばないジャンルだったり、名前は知っていても読んだことのない作家さんの作品を知ることができました。
この5冊を読んで良い!と思ったら他の紹介本も読んでいきたいと思います。
コメント