【自己啓発書】『夢と金』西野亮廣 / 内容紹介&感想
「まえがき」より「夢か?金か?」という議論をキミのまわりの連中は繰り返すだろう。耳を傾ける必要はない。あんなのは全て寝言だ。「夢」と「お金」は相反関係にない。僕らは「夢」だけを選ぶことはできない。「お金」が尽きると「夢」は尽きる。これが真実だ。もしも、キミの両親や学校の先生が「お金の話をするな。はしたない」と言ったなら、彼らのことは軽蔑した方がいい。もしも、貴方が子供達に対して、そのような言葉を過去に一度でも吐いたことがあるのなら、猛省し、子供達に正面から謝罪した方がいい。 日本の「自殺率」「自殺の原因」「犯罪の動機」を見ると、それがいかに畜生道に落ちた言葉なのかが分かる。貴方の言葉は、自殺と犯罪の後押しだ。貴方の言葉は、「夢」を殺す作業だ。なぜ、貴方は夢を諦めた?なぜ、貴方は他人を妬む?なぜ、いい歳して不毛なアンチ活動に励む?答えは分かっているだろう?だったら、なぜ、それを子供達になぞらせる? 逃げるな。今、この国に足りていないのは『希望』だ。希望をもつためには、夢を語り、「お金」を学ぶ必要がある。子供は勿論、子供に背中を見せなければいけない大人もだ。「金の話ばかりしやがって」と言うのなら、分かった。だったら、僕よりも大きな夢を語り、行動している人間を連れてきてくれ。それができないのなら、話を聞いて欲しい。耳障りの良い話はしない。夢を繋ぐ為の本当の話をする。80分あれば十分だ。西野亮廣(キングコング)